〜げきおこ(わら)ぷんぷんまる〜 ページ8
「...さて、そろそろ本題に戻って〜っと！」
何を聞こうか、と思ったところでふっと思い出す。
「...そういえば、君ってどうしていつも集合するのが遅いの？」
...すっかり忘れていた。←
私はこれが聞きたかったのだ。
...もしかしたら誰にも言えないような深い事情があったりするのかな...？
なーんて思って、ド直球もどうかな〜？と悩んでしまったけれど、
やっぱりまわりくどいのは嫌いだし、私には不向きだ。
それに、この子はきっと私がド直球に言った理由も分かってくれると信じた。
「ふぇ...？遅い...？」
...え？
遅いという自覚...無し？
色々な予想をしていたけれど...予想のだいぶ斜め上に行ったな。←
「何が遅いの...？そういえば...ずっと聞こうと思ってたんだった...
集合時間っていつぐらいなの...？」
...え？
「集合時間知らなかったっけっ？！」
「うん...教えてもらってない...」
確か、副班長のあいつに、伝えとくように頼んだはず...
「ん〜！おはよ〜！今日もいい天気だね〜！」
「「あっ...」」
噂をすれば、とはきっとこういうときに使うんだろうなあ、と思いつつ。
「あっ、ゴメン。ちょっと待っててね？」
「あっ...うん...待ってる！」
うん可愛い。←
と心の中で思いつつ。
「おい、お前ちょっとこっち来い」
「お〜おはy...ってえ？なんか怒ってる？すっごく...？」
「う〜ん、七割くらい怒ってるかな...？」
サァァァッとこいつの顔から血の気が引いていく。
...なんかすっごく怖がられてるのかな？これ？←
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作者名：プリペロ♪ | 作成日時：2015年11月27日 19時
