〜しょぼんぬ〜 ページ5
一応怒りを鎮め、翌日！
私は学校内でその子と会った。
私は、明日の朝、いつも遅く来ている理由を詳しく聞く事にしていた。
だから、明日は皆よりも早めに来てもらう必要がある。
なので、下校の際にこっそりその子に伝えようと思っていた。
でも、ここで会ったのならここで伝えてしまえばいい、と思い声をかけた。
「あっ、ねぇねぇ。」
「？」
「今、ちょこ〜っとだけでいいから足止めてもらってもいいかな？」
「？？？」
その子は不思議そうな顔をしながらもこちらを向いてくれた。
「あ、あのさ、明日の朝なんだけど...
君に話したいことがあるから7:30に集合場所に来てくれないかな？」
「...？」
「あ、ちっ違うよっ？え、えっと、へ、変なことなんかじゃなくって、その...」
「......？？？」
あ、ど、どーしよ...流石に
『朝遅いの何でか詳しく聞くためだよー！』
なんて言えない...
は、働けー私の頭ぁー...
「あっ！君の事全然知らないからっ！
...ほらっ私班長だしさ、もしもの時、なんか知ってたら役に立つかもじゃん？
...え〜っと、だから、その〜...」
するとその子はニコッと笑って、コクッと頷いてくれた。
「ほんとっ？良かった＾〜！7:30で！じゃあ、約束守ってね〜！」
そう言って、その子と別れた。
一応なんか空気変だなーって思ったから走って行った。
...走って行ったよ？
でもね、先生の前走っても、
「お前はちゃんと歩いていて偉いな〜」
って言われたよ？
そのときは、
「いや、もう私五年ですから！？」
と返しておいたけど、家に帰ってから毛布に包まって泣いた...(´；ω；｀)
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作者名：プリペロ♪ | 作成日時：2015年11月27日 19時
