〜じつは、あんがいいごごちがよかったり...な、あんしつ〜 ページ32
「こっちー」
と言って、通気口についてるあの金属を取る。
ゲームとかでは...人が一人、這いつくばって進んでいく。
この建物も、途中までは同じ。...そう途中までは。
「これ...時間かかるんじゃ...？」
「...その心配はいらない。全然早い。...この部屋だと...特に、ね？」
そして、通気口の中に入っていく。
「...え！？嘘、そうやって入るの！？逆立ちしながら足から入るって相当な芸当だよね！？」
しかもドシュール！なんて言っているのはガン無視しつつ。ちょっと奥に行って...っと。
「ん、入って来ていいよー」
「えーっと...頭から入ってはだめですか...？」
「...鼻血出てもいいなら...？」
「あ、なら遠慮しておきます。...よっと！」
通気口に手をかけ、ぶら下がってから足を入れている。一番簡単なやつだ。
私の場合、あまり音を立てたくないため、逆立ちで静かに入っていく。
...カッコづけたいとか、そんなくだらない理由なんかじゃないのだ。
もっとしっかりとした理由。...たまには真面目なこともするからね...？
だから、そんな驚いた眼でこっちを見るのはやめて...？なんかこう、心にグサッと...ね？(涙目
...さて。やっとBAKAも入り終わり、いざ進ん...バックしていく。
...ざっと5mほどバックすると、足が宙に浮く。
もうちょっとずるずるして、飛び降りる。...もっとマシな良い言い方無いかな...？
降りるとそこは。何も無い、広い暗室。BAKAがよいしょ、と下りるのを待ってから先に進む。
「え、ここ何処、」
「...建物内であることは確か。でも、どっちが北で、どっちが南か分かんない。
あ、大丈夫。出る道は知ってるから。」
「...ちょっと不安かもしれない...」
...そりゃそうだ。仕方ない。暗いし。これ実は結構下り坂だし。
...ていうか、何の為にこの部屋あるんだよ...？
〜さて、ここからだよ(まだなんにもかんがえてない)〜→←〜あいかわらずのねーみんぐせんす〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プリペロ♪ | 作成日時：2015年11月27日 19時
