〈プリパラ〉もしも貴方が東堂シオンの妹だったら☆パート2 (ページ44)

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プリパラ×妖怪ウォッチ愛を掲げてページ44

それから時が経って。その間に僕は本当に彼女のことが好きになってしまった。

クロッカス「ねぇ、なんで君はこんなところで暮らしてるの？」

リリス「人間を避けるためです。私がいたら皆不幸になってしまうから…だからあなた様も早めにお帰りください…」

クロッカス「君が…僕の花嫁になるまで僕は帰らない。僕は今花嫁を探す時期なんだ。だから君と…」

好きですきで辛い。気持ちに整理がつかない。

リリス「貴方は…なぜ私を愛してくださるのですか？」

理由は必要だろうかひとを愛するのに理由なんていらない。

クロッカス「これといった理由はないけど…君といると楽しいし…なんか落ち着く。だからさ、これからも一緒に居てくれない？」

リリス「はい…私は愛してくださる貴方についていきます…」

そうして僕達は愛し合うことになった。けれど。

ある日のこと。リリスがある男と話していた。内容はわからなかったけど僕は嫌だった。だから歪んでいる僕は自らの能力で作った影をリリスに憑依させた…

クロッカス「そのせいでリリスはこんなことに…」

リリス「そんなことないですわ…私が望んだことですもの…」

ジュリア「…ねぇリリス。本当にリリスはこれで良いの？こんな中途半端なまま終わらせんの？」

リリス「もう…持たないのですわ…あ、シオンさん…」

シオン「なんだ？」

リリス「…契約完了…です…あとは…ロザリオと契約の証を使って大天使ウリエルを呼び出すだけですわ…」

話終わったリリスは力が抜け、目を閉じた。

クロッカス「リリス…君は最高の僕の花嫁だよ…」

アリス「クロッカスさん？」

クロッカス「何？」

アリス「これをあなたに預けるわ。」

そう言ってアリスはクロッカスに紫の宝石を渡した。

アリス「それはね…世界中の吸血鬼の闇の力が入っているのよ。悪魔と吸血鬼は同じ闇の存在…だからリリスさんを復活させられるかもね。」

クロッカス「本当…？どうやって使うの？」

アリス「それをリリスさんの前髪辺りにおいて、貴方がリリスさんを抱えて客席にいってほしい。そしたらあとは…任せて。」

クロッカス「わかった。」

クロッカスはリリスを抱き抱えて客席へと歩いていった。

闇姫「それでは始めましょう…リリスを目覚めさせるための…ライブをね…」

シオン「あぁ。ここで死なせるわけにはいかん！」

ロル「頑張りましょ。」