〈プリパラ〉もしも貴方が東堂シオンの妹だったら☆パート2 (ページ43)

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プリパラ×妖怪ウォッチリリスの愛ページ43

クロッカス「リリスちゃん…ごめん…ごめんなさい…」

リリス「クロッカス様…愛してますよ…大好きです。だから最後に…私との思い出を語ってくださいませんか？」

クロッカス「わかった…」

過去クロッカスサイド

僕はある日海の中にあるというお城を探すように命じられ、船にのった。

クロッカス「はぁ…なんで僕が海なんかに…」

僕は正直海が嫌いだった。鮫とかいて怖いし…僕の母さんは海の事故で亡くなったんだ…

クロッカス「ここら辺で潜るかな…」

僕は服を着たままでうみに飛び込んだ。透き通るように綺麗で…カラフルな魚達もいて…でもお城はなかなか見つからない。

クロッカス「ぷあっ…海の中にお城なんてあるわけないだろ…つーかあってたまるかバカタレ。」

とか一人で悪口言ってたら水のなかになんか影が見えて…さめかなにかと思って逃げようとした。でもその時パニクって溺れて意識を失った。

それから僕は何時間かねむっていたらしい。目が覚めると僕は砂浜にいた。

クロッカス「ん…げほっ…こ…こは？なんでこんなところに…」

意識がもうろうとしていたからボーッとしていると声が聞こえた。波の寄せる方から。

？「目覚めたのですね！良かったです…」

そっちを見ると美しい女の子がいた。真っ白な髪の毛が綺麗で…金色の瞳。そして異様にも羽が。

クロッカス「君は…」

リリス「私はリリスです。貴方はここに倒れてたんですよ。

僕はなにも考えずにその少女の腕を握ってこう言った。

クロッカス「僕の…花嫁になれ。リリスよ。」

リリス「花嫁…？でも貴方は人間で…私は…悪魔なのです。許されませんよ？」

クロッカス「そんなのどうでもいい。関係ない。僕は…君を愛したんだからさ…」

僕は束縛から逃げたかった。御子として生まれたから束縛が激しかったんだ。

リリス「…束縛から逃げたいのなら…私がすむところに行きませんか？」

この子はどこまで優しいのだろう。この優しさが辛い。

クロッカス「良いの？行く！」

ただただ僕は束縛から逃げるために彼女の手を握った。
最低だな。
リリスと僕は海のなかに潜った。すると僕が探していたお城が見えた。

リリス「ここ、私がすんでるところです。貴方もすみましょう。」

この時の僕は…何を求めていたんだろうか。