ステージ ３６ ページ38
「紬お兄ちゃん」
紬「Aちゃんっ…その…はぁ」
紬お兄ちゃんは走ってきたのがバレバレで、すごく息切れをしていた
私はそんな紬お兄ちゃんの方へ行き
久しぶりに走ったのかしゃがみこんでいる紬お兄ちゃんの目にしゃがみこんだ
「体力なさすぎ笑」
と少し笑った。
すると紬お兄ちゃんは私の両腕を掴んで真剣な顔でこっちを見つめた
「ど、どうしたの？」
紬「はぁ…落ち着いて聞いて欲しい。Aちゃんのお父さんが倒れちゃったんだ」
お父さんが…？
「でも明人さんは私には関係ないし…」
紬「違うっ！叔父さんの方じゃなくて、Aちゃんのお父さんだよ！」
「お父さん…が…？なんで！だって！」
紬「寮に帰ろうそこから至くんが車を出してくれるから」
＿＿＿
「…」
至さんの車の中で、私はずっと無言だった
至さんとさっきあんなことがあったのもあるけど。それよりもお父さんが大丈夫が気が気でなかった
私はいづみさんにも皆さんにも嘘を付いている
私が寮に入るときにいづみさんに電話を変わったのは私の親ではない
たしかにあの人たちは保護者に値するけど、親戚だ。お父さんの弟御夫婦
理由があってそこに住まわせてもらっている
お父さんは病院で入院中。
至「俺と話したくないのはわかるから喋らなくていいよ、でもこれ飲んだら落ち着くかもよ？」
といい至さんは私にイチゴみるくをくれた
あんなことしたのに優しくしてくれるんだ…
「さっきは…さっきはすみません。私はまだ子供だから…頭のなかぐちゃぐちゃになっちゃって」
至「流石にあのビンタは効いたわ」
「すみません…」
至「でも、まぁ、仲直りってことで」
「はい」
やっぱり大人だなと思った
私のほうが悪いのに折れてくれたり、喧嘩中なのに優しくしてくれたりと
「ありがとうございます…」
いいのいいの大人だから、と至さんは言いながら車をスピード違反ギリギリで飛ばしてくれた
至「着いた、先にいっときな」
私はありがとうございますと言い車をでてお父さんの病室まで走った
「お父さん！」
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ほあ(プロフ) - YYさん» こんにちは！コメントありがとうございます！褒めのお言葉励みになります！いづみさんの喋り方にはこれから気をつけていきます！ (2017年5月9日 20時) (
レス) id: 9de2bf0a36 (このIDを非表示/違反報告)
YY - ストーリーはすごく良い。茅ヶ崎至の二面性のある感じがすごく面白いし可愛い。読んでて楽しい。 (2017年5月9日 20時) (レス) id: cbbba0aa47 (このIDを非表示/違反報告)
YY - いづみさんの言葉遣いをもう少し上品にしてほしい。 (2017年5月9日 20時) (レス) id: cbbba0aa47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほあ | 作成日時：2017年4月15日 8時
