ステージ ２２ ページ23
はぁーあ。
て、最近本当にため息やばいほどでる
私寮出たはいいけど行く場所ないんだったぁー
私は乙ゲー定番の家でたら行くところないから公園で一人ブランコを実行していた
私どうしたらいいんだろう、いつも思ったこと全てすぐすぐ言っちゃうからこうやって喧嘩になっちゃうんだよね…
しかもこんなところにいるだなんて誰もわかるはずがない
でも
「万里の叩きは痛かったなぁ」
いつもお父さんとかお母さんとかおねえちゃんにぶたれても痛くないのに。
ていうか寒いなぁ意外と
？「はぁ…いた、本当に人騒がせ。大人しく部屋で拗ねときなさい」
「え？」
私は声がする方を見た
あ、そういえばいた、同じ乙ゲー思考回路の人
「茅ヶ崎さん」
至「紬も皆も探してたよ、左京さんなんて組を出しちゃってるし」
「え、うそ」
至「嘘だけど、てかなんで電話でないの」
私は充電が切れた携帯を差し出した
充電もせずに今日ゲームばっかりしてたのがこんな問題になるだなんて…
茅ヶ崎さんは隣のブランコに座り笑った
至「俺もこういうことしたなー、親に怒られて腹が立ってさ。」
茅ヶ崎さんもそんなことあったんだ
「何年前の話ですか」
至「俺がおっさんみたいな言い方しないでよ笑」
茅ヶ崎さんは携帯を出していづみさんに電話をした。電話越しでも聞こえるいづみさんの声
大丈夫とか無事ですかとか、色々と
至「大丈夫だよ、うん、いつも言ってるけどもう寝てていいよ」
私は少し茅ヶ崎さんを見た
至「はいはい、少ししたら帰るよ。心配しすぎだよ笑。大丈夫俺も大人だから。じゃあね」
いつもよりも優しそうな表情と言い方、なによりも幸せそう
至「よしゆっくり帰り始めましょうか」
「紬お兄ちゃん、私の初恋の人なんです」
茅ヶ崎さんは少しびっくりしてからまたブランコに座り直した
至「うん、知ってた。わかり易すぎ」
「カテキョやめるって聞いて、最後の日に告白したんです。」
茅ヶ崎さんはこっちをちゃんと見ていてくれた
「でも私はやっぱり子供だから本気にしてもらえませんでした」
茅ヶ崎さんは私の頭の上に手をおいて言ってくれた
至「子供だからじゃないと思うよ、紬は鈍感だからわからなかっただけじゃないかな。だから諦めなくてもいいと思うよ」
違う、私が子供だったからだ。当時の私は中学生、紬お兄ちゃんは大学生。
それにまた会ってわかった私はもう紬お兄ちゃんを恋愛対象としてみてはいない。
私はブランコの鎖をキュッと握った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ほあ(プロフ) - YYさん» こんにちは！コメントありがとうございます！褒めのお言葉励みになります！いづみさんの喋り方にはこれから気をつけていきます！ (2017年5月9日 20時) (
レス) id: 9de2bf0a36 (このIDを非表示/違反報告)
YY - ストーリーはすごく良い。茅ヶ崎至の二面性のある感じがすごく面白いし可愛い。読んでて楽しい。 (2017年5月9日 20時) (レス) id: cbbba0aa47 (このIDを非表示/違反報告)
YY - いづみさんの言葉遣いをもう少し上品にしてほしい。 (2017年5月9日 20時) (レス) id: cbbba0aa47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほあ | 作成日時：2017年4月15日 8時
