第19話 ページ19
あとでホントにあるのか
と思って俺も調べたら乗ってた
しかもこんなの詐欺だなんて思わないほど
ホンモノにそっくり。
その学生が通りそうな遊び場を
片っ端から当たった。
あの子かな…すみません。
テレビ業界のものなのです
お話よろしいですか？
片っ端から声掛けた、
ことごとく断られたけど
はぁ。さすがにやばい。心折れる…
なにか食べようとコンビニに向かうと
書類にあった女の子を見つけた
買い物をしている出てくるのを待って
通り過ぎたところで声を掛けてみた。
テレビ業界の者なんだけど、
君をスカウトしたいと思ってるんだ。
今お時間大丈夫かな？
は、はぁ…と半信半疑な返事。
少し話してみると興味を示してくれた
あ、ごめんね！立ち話しちゃって。
コレ名刺。
裏に会社のホームページと
俺の番号書いてあるから
気になることがあったら連絡してください。
はい、ありがとうございます。
ご両親にも相談して決めてください。
…分かりました
応援してくれるといいですね。
それでは失礼します。
これでいいのだろうか。
後日、女の子から連絡が来た。
お兄さんが行けることになったそうだ
場所と時間指定すると了解の返事がくる。
私の兄が伺いに行きますって
お兄さんが来るのか…大丈夫かなぁ。
ちなみにこの子にはお兄さんはいない。
誰が来るんだろ…
すこし心配もあるが
まぁ、小腹もすいていたのでコンビニ向かって
唐揚げとポテトを買って食べ歩きながら帰った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：敬語ペンギン | 作成日時：2019年12月19日 19時
