恋に恋して、君を好きになる

第6話 ページ6

両思いになろうとか



手をつないで歩きたいとか



そんなんじゃなくて…





ただ、応援したくて。



恋物語を考えて





わがままばっかりで



素直に付き合いたいって思ってるけど




誰にも言えないでいた





新一兄ちゃん、返事くれるといいね！




うん、そうだね、へへへ///



でっでもAお姉さんのこと


新一兄ちゃんから聞いたことないよ？



もしかしたら、話したこと

あまりないんじゃない？？



この子、私のこと気になりすぎでは？？


うん。実は、ね…


でも1回だけ


先輩は覚えてないかもしれないけど


私が階段で追いかけっこしてた男子と


肩ぶつかって


その時助けてくれたのが工藤先輩なんだ


そりゃかっこよかったよ〜


惚れたきっかけ…


って！



なんで今日あったばかりの子に


話してるんだろうね！！


難しかったよね？ごめんね


ううん、あ、もうつくからこのへんで！


じゃあね！Aお姉さん！


うん、気をつけてね



階段で落ちそうになったところを俺が助けた？





中学の頃か…そりゃーまぁあ？



モテてたといえばモテてたけどよー




原田A…蘭は知ってるだろうか



ガチャ




ただいまー




おかえりー




彼女は毛利蘭




俺の幼なじみの同級生だ



遅かったね、遊んできたの？




フンっどうせまたくだらないことでも




企んでたんじゃねーのかー？



このおっちゃんは毛利小五郎





俺の(変装した)母さんにまんまと踊らされて



ここに居候させてもらっている。


もうっ！お父さんってばぁ…はぁ



ははは…




あ、そうだ！原田Aって人覚えてる？




えーどうしたの？急に




さっきその人に合ってね



ちょっと気になっちゃって




原田A…あっ！中学の時に



そんな後輩がいるって園子言ってたかも！



えっ？園子姉ちゃんが？



そう、連絡してみるね

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