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目を開けると
時計はもう7時を指し
うっかり寝てしまって2時間程経っていた
永瀬廉の方を見るとまだ寝ている
それにしても綺麗な顔立ちをしてるな
私は自分が知らないうちに永瀬廉の髪を撫でていた
うざい永瀬廉になったり
素直な永瀬廉になったり
ホント意味わかんないけど一応私はアンタの彼女なんだよねぇ〜
てかなんだか熱が上がってる気がする…
すると永瀬廉がゆっくりと目を開けた
『あ、起きた?』
そう言っても永瀬廉の返事はない
じっと私を見つめて、私の腕を掴んだ
『な、なにっ…んっ』
え?
今この状況を把握するのに5秒はかかった
そう、私は永瀬廉に引っ張られてキスをしていた
私はドンッと永瀬廉の肩を押した
『な、なにすんのよ!?』
私が怒ると、永瀬廉はバタンとベッドに倒れた
『え!?
ちょ、ちょっと大丈夫?!』
肩を揺さぶっても返事がない
その代わりに永瀬廉の寝息が聞こえてくる
『寝てんのかよ!!
もーう心配して損した…』
・・・
・・・・・
私は唇を触る
『ファーストキス…』
私の大事に取っておいたファーストキスをコイツに奪われた!?
私は居てもたってもいられなくてお粥を温めて永瀬廉の部屋に置き
"用事が出来たので先に帰ります"
と寄せ書きをして家をでた
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ミミ(プロフ) - もちさん» そう言って頂けて本当に嬉しいです!期待に応えられ頑張りますね(≧∇≦*) (2019年10月26日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 面白くて大好きです!! 頑張ってください! 応援しています!!! (2019年10月26日 14時) (レス) id: 0830f30708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミ | 作成日時:2019年10月12日 15時