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2人で帰っているといきなり永瀬廉が
「うわーー」と叫び出した
『え？！なに！？』
廉「俺本屋行きたい」
いきなりだな
『なんで？』
廉「今日欲しい漫画の発売日やねん」
『そんなの今日じゃなくていいじゃん』
廉「いやや、明日なったらみんなその話するし俺だけネタバレされるやん」
さっきはコイツにちょっとだけキュンとしてしまったが、やっぱり永瀬廉は永瀬廉だ
『本当わがままよね』
廉「まぁ、お前は一応俺に脅されてるわけやし行くよな？」
それ言われたら今日の事も言えなくなるよ
だって停学だよ？！
『はい、行きます』
廉「よっしゃーじゃあ行くで」
案外2人の家は遠いわけではないから
永瀬廉は私もよく知ってる本屋に連れていく
『私さ違う所見てきていい？』
廉「おん、いいよ」
私は少女漫画コーナーに移動する
こう見えて結構少女漫画が好きなのだ
『あ、これ新作じゃん』
でも面白いのかな？
下を見ると試し読みの漫画が置いてあったためそれを見てみる
じっくり見ていると10分ほど経っていた
廉「おい、もう買ったで」
後ろを見ると両手に漫画が入った袋を持っていた
『なんか、買いすぎじゃない？』
廉「見てたらいっぱい欲しなって買ってもうた」
『ふーん』
私が試し読みの漫画を置いて本屋を出ようとすると
永瀬廉が私が読んでいた漫画を読み出した
廉「女ってこんなんが好きなんか？」
『ま、まぁ』
廉「こんなシュチュエーションありえへんやろ」
いやいや、私とアンタの関係もありえないからね
そうツッコミたかったが言葉を飲み込んだ
廉「お前は主役と付き合うであろうこの男の事かっこいいとか思うんか？」
永瀬廉は漫画を見せつけて、北斗と言う漫画に描かれている男を指さす
『そりゃ、思うよ
だってこの北斗君ね、主人公の愛花が振られた時そっと抱きしめたりするんだよ』
廉「なんやそれ
そんな事やったらな、学年中に噂されてめんどい事になるで？ありえへんわ」
『ありえないからいいんじゃん
ありえないからこそ女子はキュンキュンするの』
廉「へぇーようわからんわ」
『はいはい、そうですか
もう帰るよ』
廉「ほーい」
本屋に出ると
また2人で横並びで歩き出した
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りこ - 間違って他の話のことをコメントしてしまいました!ごめんなさい!この話はきゅんきゅんするところがたくさんあって一気に全部読んじゃいました!最高です!実写映画化してほしいくらいです!これからも応援しています! (2020年1月13日 22時) (
レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
りこ - めちゃくちゃ良い話すぎてずっと泣いてました! (2020年1月13日 21時) (レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2019年8月17日 22時
