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『ビックリさせないでよ
てか起きてたの！？』
廉「うん、コンビニ辺りから起きてた」
え、じゃあ平野紫耀との話も聞かれてたってわけ？
あーーもう平野紫耀の言葉で照れてた自分をぶん殴りたい
でも…
『ふーん、皆アンタの事公園で30分以上待ったんだから謝っときなよ』
私はなにも恥ずかしくないですよと言わんばかりにペンを走らせながら問題を解いた
廉「…うん、わかった」
ん？なんだ？
いつもなら「俺が謝る意味無いやん」とか言うのに今日の永瀬廉やけに聞き分けがいい
逆に気持ち悪いほどだ
すると左肩の方に重みを感じた
それと同時に
左耳が息でくすぐったい
『な、なに？』
廉「勉強お前に教えたろかなぁ？って思って」
永瀬廉は私の肩に自分の顎を置いていた
しかも永瀬廉が喋るせいでさっきより増して耳がくすぐったい
『別にこの体制じゃなくても出来るでしょ』
廉「なに？照れてんの？」
『べ、別に照れてないけど…
てか、そんなに寝てるのに勉強なんて私に教えられるの？』
廉「ふっ、前も言ったと思うけど俺を誰やと思ってんねん
成績はいつも学年1位か2位の永瀬廉やで？
だから、今問2から全部間違ってる事もすぐわかる」
『え、嘘
間違ってる？！』
一生懸命解いたのに
私が渋々ノートに書いた計算を全て消しゴムで消しているとただ消している私をさっきまでニヤニヤしながら見ていた永瀬廉が机にあったポテチを取ろうとした
なんだかさっきの問題がほぼ間違っていたりしてイライラしていたので、その行動に無性に腹が立った私はポテチを取った手をパシンと叩く
廉「なんやねん」
『これ私達が買ってきたお菓子だよ？
ずっと寝てた人にはあげません！』
廉「ここは俺の家や俺に従うのが普通やろ」
『その言い訳意味不なんですけど
とりあえずこの問題の解き方を私に教えて
そうしないとポテチどころか真帆たちが買ってくる飲み物も飲んだらダメだからね』
私がそう言うと
永瀬廉はため息をした後私の横に座りだし、私の問題集を見始めた
『教えてくれるの？！』
絶対意地張って教えてくれないと思ってた
廉「お前のためやない、ポテチのためや
そこ勘違いすんなよ」
私は『はいはい』と軽めの返事をして皆が来るまで永瀬廉と勉強をした
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りこ - 間違って他の話のことをコメントしてしまいました!ごめんなさい!この話はきゅんきゅんするところがたくさんあって一気に全部読んじゃいました!最高です!実写映画化してほしいくらいです!これからも応援しています! (2020年1月13日 22時) (
レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
りこ - めちゃくちゃ良い話すぎてずっと泣いてました! (2020年1月13日 21時) (レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2019年8月17日 22時
