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『ふざけんな』
廉「お前ってホンマに暴力女やな」
『うるさい
あんたってホントに最低な男』
私は永瀬廉の横を通り屋上を出ようとする
しかし、永瀬廉に手を掴まれた
『ちょっと離してよ！』
私は何とかして手を離そうとして自分のの手をブンブン振るが全然離れない
廉「なぁコレ見て」
永瀬廉はいきなり自分のお腹をみせてきた
廉「お前が殴ったところめっちゃ赤なってんねん」
確かに赤い
私こんなに強く殴ったんだ
『それはちゃんとさっき謝ったじゃない』
廉「あんな謝罪で俺が許すと思うか？
しかも色んなやつにあんな惨めな姿見られて」
『だからごめんって言ってっ…ん』
いきなり永瀬廉は私が言い終わる前にほっぺを手でムギュッとタコみたいにしてきちんと話せないようにする
廉「お前には俺に借りがある
もしそれを学校中に言いふらしたらお前の学校生活は確実におわる」
『じょういうこちょ？(どういうこと？)』
永瀬廉はフッと鼻で笑いどういう事か私に説明し始める
廉「アホなお前にイチから教えたるわ
お前が俺の事殴った時色んな奴に見られてたやろ？それでな心優しい俺はお前がどっか行った後、皆に言っといてやってんあれは"痴話喧嘩"やって」
『はぁ〜〜〜！？！？』
私は永瀬廉の手を無理やり離した
『何言ってんのよ！
痴話喧嘩っていう意味わかってんの？恋人同士が喧嘩するって事だよ！？』
廉「あれぇ？そーなん？
てっきり普通の喧嘩の事や思ってたわ」
私にはわかる…
コイツ…
絶対わざとだ！
じゃないとこんなニヤついた顔なんかするわけない
『ふざけんな
皆に付き合ってないって言うから』
こんな奴と付き合ってるなんて学校中に噂されるなんて絶対嫌！
しかも、女子になんて言われるか想像しただけで鳥肌が半端ない
ここから早く出たら真帆に手伝ってもらおう
しかし、永瀬廉は私の計画をたった一言でボツにする
廉「そんな事したら学校生活がリアルに送れへんくなるで？」
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りこ - 間違って他の話のことをコメントしてしまいました!ごめんなさい!この話はきゅんきゅんするところがたくさんあって一気に全部読んじゃいました!最高です!実写映画化してほしいくらいです!これからも応援しています! (2020年1月13日 22時) (
レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
りこ - めちゃくちゃ良い話すぎてずっと泣いてました! (2020年1月13日 21時) (レス) id: ba9371e06f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2019年8月17日 22時
