ファルルとの出会い ページ4
中にはキラキラした女の子たちや
建物が並んでいた。
｢うわぁ…！｣
｢ブランド名はスイーティパレットでーす｣
｢え、今？｣
｢システムですから。レイナさんのコーデはルミエールアンジュサイリウムコーデ、シェインさんのコーデはナイトドロップサイリウムコーデ、ナノハさんのコーデはスイーティパレットハニーサイリウムコーデ、ユイカさんのコーデはスイーティパレットスパイスサイリウムコーデでーす｣
｢長っ｣
レイナのコーデは白が多めのミニスカート、シェインのコーデは星空のような色のワンピース、ナノハのコーデはパステル色がたくさんの中にビビットカラーの黄色が入っていて、ユイカのコーデはパステル色がたくさんの中にある赤色が特徴的。ナノハとユイカのコーデは対称になっていて、並ぶとキレイに揃う
｢とりあえずこれからどうします姉御｣
｢お店を楽しみましょ｣
｢いやカオステラーじゃないん！？
…ちょっとはツッコミ休ませてよぉ｣
少しユイカはツッコミに疲れてきたらしい
｢大丈夫？｣
少女は透き通ったキレイな声が響き、へなへなになったユイカを支えた。
｢へっ…ひゃぁ！｣
｢私はファルル。ボーカルドールよ。｣
ファルルはそう言うとにこっと笑った
「ファルル…？ボーカルドール？」
「そう、私はここで暮らしてるの、ボーカルドールはここでしか暮らせないの。あと、ここの世界は最近『想区』？っていうのになったらしいね」
｢え？ファルルさんここの想区のことについて知ってるの？｣
｢そうそう、めがねぇさんが言ってたの｡ファルルは詳しくは知らないけど…あっ、めがねぇさんは、あの赤メガネのお姉さんの事だよ｣
そう言うとファルルは4人をベンチに座らせた
｢ここの想区の人じゃないでしょ？｣
｢はい。私はレイナ、調律の巫女です。｣
｢シェインでーす。｣
｢あたしはナノハ！時の少女で、ここを救いに来た！｣
｢私はユイカ。ナノハのストッパー代わりですかね｣
ユイカはナノハの口に飴玉を放り込んだ
｢ユイカ、飴玉ちょーだい｣
｢はいどうぞ｣
｢ふいは、はいおーちあいすいない？
(ユイカ、反応違いすぎない？)｣
｢ナノハは別だから｣
｢ところで、ここの想区を救いに来たって？｣
｢私たちがここに来たのも、感知計を頼りにしてきたからなの。ここにも、カオステラーがいるわ。｣
｢…ファルル、ここの想区に住んでるあなたにしか頼めないんだ。お願い、手伝ってくれないかな？｣
｢うん、いいよ！｣
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