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丸side
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「マルぅ…、あんな〜？」
赤ら顔でベロンベロンの大倉が僕の肩に腕を回してうざ絡みしとる。
「もーっ、どうしたんよ大倉〜。」
僕は眉を下げながら大倉の気が済むまで
話を聞いてやることしかできへん。
「俺なあ？どうしても亮ちゃんの気持ちには応えてやれへんのよ。」
「まあ、それはしゃーないんやない？」
「せやんなあ？でも亮ちゃんといつまでも、
あんな関係でおるのよーないって、
俺もわかっとんねん。」
「それでもやめれへんの？」
「うーん。そりゃあ誘われたらなあ…。
据え膳食わぬは男の恥ってゆーやんか…。」
「それは僕も男やからわからんでもないけど…。」
「せやろー？やからいつもヤった後、
自己嫌悪に陥んねん。」
「もう堂々巡りやん…。」
「ホンマそれっ！もーっ、どないしよー。」
はぁ…っ、と大きなため息を吐きながら
がっくりと項垂れる大倉。
慰めるように、よしよしと頭を撫でてやると
「マルちゃ〜んっ。」
…って情けない声を出して、
僕にぎゅーっと抱きついてくる。
「…まったく、困ったもんやね〜。」
小さく息を吐き出しながら、
背中をとんとんと優しく叩いているうちに
ずっしりとした重みが僕の体に伸しかかってきた。
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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» 大倉くんの想い人はこれからのお楽しみ？ですが、丸ちゃんに魔性を感じて頂けて嬉しいです！年下組の関係性の動きがどうなっていくのか未だに書いてる私にも分からなかったりします。無事完結できるように頑張りますねー。 (2019年2月11日 12時) (携帯から) (
レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» いやー、皆さん脳内で活発に暴れてくれまして…。特に丸ちゃんは書いてる私の予想しなかった方に動くんですよね(笑)これから面白くなるように頑張ります♪ (2019年2月11日 12時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 大倉君の思い人は三馬鹿兄ちゃんの誰かなのかしら？それにしても、丸ちゃんの魔性を感じます。また、体の繋りだけでもと思い、更にしんどくなってまた別の癒しを体で求めてしまう亮ちゃんにも、ある意味悲しさと埋められない孤独を感じました。今後も楽しみにしています (2019年2月11日 0時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 何だか、面白い展開になってきましたね。大倉君を好きな筈のヤンマーちゃん達。でも色んな？意味で深く関わっていても（特に亮ちゃんは！）冷静で傍観者のような丸ちゃん。この四人がこれからどう動くのか楽しみです。 (2019年2月11日 0時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2019年1月24日 3時
