僕の心を掴んで離さない君。 ページ8
橙*黄
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仕事が終わり帰りが一緒だった亮ちゃんと宿泊先のホテルのエレベーターに乗り込む。
僕ら以外誰もいないエレベーター内、なぜか肩が触れあう距離で並び目的の階に着くのを待っていると亮ちゃんがこちらを見上げているのに気付いた。
視線を合わせると亮ちゃんの瞳が揺れている。
その瞳に吸い寄せられるように唇を重ねた。
「ん…っ、マル〜、もう一回…。」
亮ちゃんの可愛いおねだりにもう一度だけ唇を重ねるつもりだったが、もっと…という気持ちが強くなり二度、三度と啄むように唇を重ねていると目的の階に着く。
満足げな亮ちゃんと微笑み合いながらエレベーターを降りた。
「亮ちゃん、おやすみ。また明日な…。」
「うん、おやすみ〜。」
短い会話を交わしてお互いの部屋へ入った。
いつも僕に対して毒舌な亮ちゃん。
たまに見せるああいう姿に心を鷲掴みにされている。
まだ微かに残る唇の熱。
そっと指で撫でながらまた触れたいという欲を鎮めようと浴室へ向かった。
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end
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∞さっちん∞(プロフ) - とまころろさん» 初めまして。コメント有難うございます♪可愛いほほえみ…。そう言って頂けて嬉しいです☆亀更新になると思いますがお付き合い頂けたら幸いです。 (2017年9月12日 11時) (携帯から) (
レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - ほほえみ好きなので可愛いほほえみが読めて嬉しいです。他コンビも素敵です。更新楽しみにしてます！ (2017年9月12日 9時) (レス) id: a490b140af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2017年7月6日 15時
