初めてのキスは涙味。１ ページ9
橙*黄
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紙くずをポイッと投げるとキレイに放物線を描いてゴミ箱の中へと消えていった。
俺の気持ちもこんな簡単に捨ててしまえたら楽やのに…。
この気持ちは俺にとって必要のないものなんやと言い聞かせながら何とかここまで来たのに、そろそろ限界なんや。
この気持ちが溢れ出して貴方に気づかれてしまうその前に早く捨ててしまわないとアカン。
どうやったら捨てることができるんやろ…。
見つからない答えをぐるぐると考えていると、
「もーっ、どないしたん？」
眉を下げ、心配そうな表情をした貴方に抱きしめられた。
「っ！あ、アカンよ…っ。」
「何があ…？」
「そ、それは…っ。」
きっと俺の顔は真っ赤で今にも泣き出しそうに貴方の目には映っているんだろう。
「…ちゃんと言うて？」
「ぐず…っ。
好きで好きでどうにもならんねんもん。」
「…それって自惚れてもええん？」
「ん…、ええよ…。」
涙でぐずぐずになっている俺を見て
貴方はふわっと優しく笑みを浮かべた。
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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» 嬉しいお言葉有難うございます！その後の彼らはイチャイチャして互いに癒し合っていると思われます…(笑) (2019年8月23日 2時) (携帯から) (
レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - こちらまで思わず微笑んでしまいそうな、可愛い彼ですね。体調を崩しがちな身としては、夏に勝てないダルさもよくわかります。彼に逢うまでの時間は甘酸っぱいワクワクが、此方まで伝わって来るようです。その後の彼等は… (2019年8月22日 19時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» 確かに気持ちよさそうですよねー。あらら、再燃させてしまいましたか☆夢の中でもいいから叶うといいんですが…(笑) (2019年8月20日 22時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - いつも思っていた事ですが、章ちゃんの膝の上って気持ちいいのでは？小柄だけど筋肉質だし、なんだか上手くハマって落ち着きそう。このお話を読んで、章ちゃんの膝に座ってみたいが再燃しております。 (2019年8月20日 16時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2019年8月18日 23時
