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村上side
食事を終えて部屋へ。
中へ入ると、めっちゃ広い！
思わずキョロキョロしともうたわ…。
スイートルームってやつやな。
とりあえず、きみと２人
ソファーに腰かけとるんやけど
何かソワソワしてまうわ…。
「すごい部屋やなあ…。」
「せやなあ…。」
「あ、そういえばまだ渡してへんかったわ。」
バッグからプレゼントを取り出して、
「はい、コレ…。」
と手渡した。
「ありがとな…。開けてもええ？」
「うん、気に入ってもらえたらええんやけど…。」
ガサガサとラッピングを開けているきみの手元を見つめていると、箱から取り出される財布。
「あ…コレ、かっこええやん。」
「せやろ？きみが好きなデザインやろなあ…と思うてな。」
「嬉しいわあ…。
大事に使わせてもらうな？」
優しく微笑んで、そう言うきみにトクンと胸が高鳴った。
あー、もうっ！好きやわあ…。
口には出せないことを思いながら小さく息を吐く。
「ひな…。」
プレゼントをバッグにしまってから
きみがぎゅっと俺を抱きしめた。
「きみ…？」
「なあ、ひな。この部屋、
露天風呂あるんやって。一緒に入らへん？」
「ん…、ええけど変なことしちゃあかんで？」
「えー？ええやんかー。」
「あかん。恥ずかしいやんか…。」
「もっと恥ずかしいことしとるのになあ…。」
「あほっ。一緒に入らんでっ!?」
「あー、ごめんて。
変なことせえへんから一緒に入ろ？」
「わかった…。」
一緒に露天風呂に入ることになって
満面の笑みを浮かべているきみを見て、
俺も自然と頬が緩む。
「ほれ、時間もったいないから
さっさと入ってまおうや…。」
ソファーから立ち上がり
きみの腕を軽く引っ張ると、
「せやな。早よイチャイチャしたいわあ…。」
そう言いながらきみも立ち上がり
２人、露天風呂へと向かった。
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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» ｺﾒﾝﾄ有難うございます！私の理想の黒さんと紫さんの関係性を書いているので、そう言って下さると嬉しいです♪また何か書けるように頑張りますね。 (2018年6月15日 16時) (携帯から) (
レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 多分付き合って長いだろう彼等がいつまでもお互いを思いやりときめきやドキドキを忘れず居るところが好きです。紫さんを可愛いと思っている黒さんと黒さんの前では甘えんぼうの素に戻っている紫さんがたまりませんね。また素敵なお話待っています。 (2018年6月15日 13時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2018年5月7日 17時
