検索窓
今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:46,456 hit

ページ1

村上side









バタバタと忙しくさせてもらっている今日この頃。









「勝手にお前らのスケジュール確認させて貰ったわ…。」









そう言って、すばるから手渡された封筒。









「…これ何なん?」


「俺とマルからや。」


「…へ?」


「それでヨコと2人楽しんでこい。」


「…お前、主語無さすぎなんやって!」


「おー、すまんすまん。俺とマルから、ヨコへの誕生日プレゼントや。」


「本人に渡すべきちゃうん?」


「んー、なんや照れくさいしな。」


「…ったく、しゃーないなあ。それより俺と一緒にって何なん。」


「ヨコへのプレゼントはひなも一緒のほうがアイツも嬉しいやろ。」


「そういうもんか?」


「アイツはそういう奴や。」









手渡された封筒をバッグに入れていると、





「ひな…。お前の誕生日プレゼントにやったやつ、ヨコの誕生日当日持っていけよ?」





そう言ってニヤリと笑みを浮かべるすばる。









「…はあっ?あんなん持っていくわけないやろっ!」


「あかん。アレ着けてヨコにご奉仕したれ。」


「絶対に嫌やっ!」


「ヨコの誕生日なんやから、それくらいして喜ばせてやったらええやん。」


「…っ、ぜっ、絶対にせえへんっ!」









誰がそんな恥ずかしいことするか!
そう思いながら、ぷいっとそっぽを向いて帰る支度を始めた。







.

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» コメント有難うございます!私の理想の黒さんと紫さんの関係性を書いているので、そう言って下さると嬉しいです♪また何か書けるように頑張りますね。 (2018年6月15日 16時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 多分付き合って長いだろう彼等がいつまでもお互いを思いやりときめきやドキドキを忘れず居るところが好きです。紫さんを可愛いと思っている黒さんと黒さんの前では甘えんぼうの素に戻っている紫さんがたまりませんね。また素敵なお話待っています。 (2018年6月15日 13時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:∞さっちん∞ | 作成日時:2018年5月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。