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村上side
結局どう過ごすか決められず、
空き時間がきてしまい、急いでショップへと向かった。
綺麗に陳列されている商品を手に取り、
眺めながら物色していく。
「あ、コレ…。」
ふと、目にとまったのはお洒落な財布。
「ええなあ、この財布…。」
ポツリ呟きながら、
きみが前に財布変えたのいつやったっけ…。
そんなことを思いながら手に取った財布を見つめていた。
しばし考えこむも分からず、
でもなぜか手離すこともできなかったので購入することに…。
「きみが好きそうなデザインやしええよな…。」
自分に言い聞かせるように呟くとレジへ向かった。
購入後、プレゼント用に綺麗にラッピングをしてもらって紙袋に入れてくれたものを受け取ると足早に外へ。
「待たせてもうてすまんな…。」
車に乗り込みながらマネージャーに声をかけた。
「いえ、大丈夫ですよ。
まだ時間に余裕ありますから…。」
「ほんなら良かったわ。」
「他に寄るところありますか？」
「んー、真っ直ぐ次んとこ行ってええで。
少し楽屋でゆっくりしたいし…。」
「わかりました。」
マネージャーとの会話を終えるとシートベルトを締め、バッグから本を取り出す。
本に視線を落としながらも、
あー、明日どないしよ…。
そんな思いを巡らせつつ、
テレビ局へと車が走り出した。
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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» ｺﾒﾝﾄ有難うございます！私の理想の黒さんと紫さんの関係性を書いているので、そう言って下さると嬉しいです♪また何か書けるように頑張りますね。 (2018年6月15日 16時) (携帯から) (
レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 多分付き合って長いだろう彼等がいつまでもお互いを思いやりときめきやドキドキを忘れず居るところが好きです。紫さんを可愛いと思っている黒さんと黒さんの前では甘えんぼうの素に戻っている紫さんがたまりませんね。また素敵なお話待っています。 (2018年6月15日 13時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2018年5月7日 17時
