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#6-3 ページ45
〜 花火にて 〜
元｢二人とも急にごめんね、華月ちゃん、二人で話したい｣
｢げんげん、うん話そ｣
田｢行ってらっしゃい｣
｢行ってくるね｣
.
井上｢え！？｣
鷲尾｢華月ちゃんのことまだ気になってたってこと...？｣
Niki｢まじか〜｣
.
元｢ごめんね急に！｣
｢ううん、全然大丈夫だよ｣
元｢なんか、いい事あったでしょ？｣
｢..え？｣
元｢俺ね、よく華月ちゃんのこと見てるからすぐわかるよ？(笑)｣
｢ふふ、そうだね。なんだかんだよく話聞いてくれてたもんね｣
元｢こないだ、樹くんの事で悩んでる華月ちゃん見て、ほっとけなかったんだ俺｣
｢うん。｣
元｢ずっと、樹くんに敵わないから華月ちゃんを思うのを辞めるのだけはしないって決めてた｣
元｢芽郁ちゃんにも失礼だから、｣
｢ふふ。うん、げんげんがそういう子だって私は知ってるつもりだよ、一緒にいた時間は短いけど濃い時間過ごしてきたつもりだもん｣
元｢ほんとにありがとう。自分の気持ちに気づかせてくれたのも、行動する勇気くれたのも華月ちゃんだよ。血は繋がってないけど僕だけのお姉ちゃんで居てね｣
｢もちろん。ふふ、幸せになろうね｣
.
井上｢そういうこと？うわ〜安心した〜｣
Niki｢も〜！(笑)｣
鷲尾｢本当の姉弟みたい。微笑ましい！｣
.
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作者名：華月 | 作成日時：2020年9月23日 17時
