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その後契約などをして、店員さん……ロボロさんがミルクや服など色々オマケしてくれた｡
ゾム君とショッピ君は私の持ちきれなかった分を持ってくれた｡
『二人とも有難うね』
二人にお礼を言うとゾム君は嬉しそうに笑って、ショッピ君は恥ずかしかったのか少し赤くなった顔を逸らした｡
その可愛らしい姿に思わず頬が緩む｡
しかし周りの人に変な目で見られかねないのですぐに戻した｡
『家まではそう遠くないけど、もし荷物を持つのに疲れたら教えてね』
「……」
二人の方を見てそう伝えるが、何故か二人は頷く素振りを見せず、離さないと言うように荷物を持ち続けた｡
二人の行動に疑問が浮かんだが、そう深くは考えずに家へと足早に向かった｡
『よし、着いた』
自分の家に戻ってきた事により、脱力感が一気に襲ってきた｡
休みたいと思ってしまったが、二人のミルクを作るのが先の為、その思考を振り払う｡
『ミルク作るから、ソファで座って待っててね』
キッチンへ向かって、ロボロさんに教えてもらった通りの手順で作っていく｡
人肌ぐらいの温かさになり、二人の元に持っていく｡
『はい。丁度良いぐらいにはしたつもりだけど、熱かったら教えてね』
二人は両手でマグカップを受け取ると、ちびちびと飲み始めた｡
私も自分用に作ってきたカフェオレを二人のペースに合わせて飲み進める｡
二人の様子を気にしながら飲んでいると、先にゾム君が飲み終わって満面の笑みを私に向けた｡
『全部飲み切れたね』
偉いね、と言ってゾム君の頭を撫でる｡
頭を撫で終わっても、ゾム君は「もっと」と言わんばかりに私の手を掴んで自分の頭の上に乗せた｡
撫でられるのが好きなのかな｡
可愛らしい行動に小さく笑みが零れた｡
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カカオ - 塩素さん» 1年近くも待たせてしまい申し訳ないです…またゆったりとではありますが更新していこうと思っているので気長にお待ちいただけたら嬉しいです！ (2022年9月10日 8時) (
レス) id: 2866ac463b (このIDを非表示/違反報告)
塩素(プロフ) - コメント失礼いたします。更新再開ありがとうございます。好きなお話で続きを待ち望んでおりました、小さな2人が夢主とどうなっていくのかすごく楽しみです。更新心待ちにしております！ (2022年9月10日 1時) (レス) id: 9c6eb24fa4 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - 懐かしいそら豆さん» わーいありがとうございます!!更新はだいぶ遅いですが気長にお待ちください! (2021年9月28日 7時) (レス) id: 9c75d05c4b (このIDを非表示/違反報告)
懐かしいそら豆 - 初コメ失礼します。ウッヒョヒョアー!!!こういうの大好きです！続き楽しみです。作者様のペースで無理をなさらず頑張ってください！ (2021年9月27日 23時) (レス) id: 6340b9879a (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - ユッキーさん» ありがとうございます！ (2021年9月24日 7時) (レス) @page3 id: 55e853969d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカオ | 作成日時：2021年9月23日 15時
