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此方の攻撃の軸となる部隊の編制は完了。
『ん"ーーーー…』と唸りながら伸びをし、大きく息を吐いた。
時計をチラッと見ると、そろそろ小鳥の囀りが聞こえてきてもおかしくない時間帯だった。
…眠くて眠くてしょうがない。
今すぐ叫びたい衝動に駆られるが、なんとか抑えて窓の外を見やる。
……朝焼けの空が綺麗だ。
ふと、喉の渇きを感じるが、生憎先程紅茶は飲み干してしまっていたことを思い出す。
食堂に行けば何かあるだろう…無くても幹部の権限で勝手に使わせて頂くけども。
少し高めの椅子から飛び降り、起床時間ではない人達を起こさないように音を立てずそっとドアを開けた。
怖いくらいに静まっている城内に、キィ…という音が響く。
や、優しく開けたつもりだったのだが……予想以上に響いた音に心臓がバクバク鳴っている。
このくらいの音なら、きっとゾムさん辺りの気配に敏感な人は気づいてしまったかもしれない…耳も鼻も良いから尚更。
はぁ…と溜息を吐きながら、食堂に向かって廊下を歩く。
この時間なら、起きているのは私みたいな徹夜明けの人かメイド長･執事長のみだろう…
食堂に着いたが案の定誰一人居なかった。
『…果たして勝手に使っても良いものなのだろうか。』
もしどこか壊してしまったりしたらどうしよう…
ここまで来て迷っている私の独り言に、背後から誰かが返答してきた。
「…ええんちゃう？そんなん誰も文句言わんよ、」
爽やかに笑いながら声を掛けてきた方を振り返ると
『トントンさん…おはようございます。……！！も、もしかして私が立てた物音で起こしてしまったり…！？』
tn「おはようさん。俺は徹夜明けやで、ドア開ける音がしたから誰なんか確認したらAやってん、おれも軽食取ってこようと思って着いてきた。」
「ぁ、気配消す練習としてAに気づかれんようにしてたんやけど…どや、上手く消えてた？」と最後に付け足した。
皆無でしたよ。
全く感じられなかった。意識していなかったのもあるが…微塵も感知出来ていない。私もまだまだなのだろう、、
恐るべし書記長。流石 総統の右腕ですわ…
はぇ…と感嘆の溜息を溢していると、トントンさんが「Aは何しに来たん？」と尋ねてきた。
『私は喉がカラカラなので…何か飲もうかなー、と。』
tn「じゃあ、、丁度ええし珈琲でも淹れるか。」
『ぇ"』
tn「ん？」
こ、こーひーですか…
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輝羅(プロフ) - AI1022さん» ありがとうございます！そう言って頂けて感謝です…モチベ上がりつつあるので頑張ります〜 (2021年12月19日 22時) (
レス) id: f10a80d4d2 (このIDを非表示/違反報告)
AI1022(プロフ) - 初コメ失礼します。めっちゃ好きです！夢主さんが主役さん達と会話してる時は可愛いのに戦闘になると急にかっこよくなるの好きしか言えません() (2021年12月19日 13時) (レス) id: 7501e22401 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - 輝羅さん» ほんとですか！とても楽しみです！ (2021年7月23日 1時) (レス) id: 8ad0ee779a (このIDを非表示/違反報告)
輝羅(プロフ) - 志貴さん» ありがとうございます、コメント嬉しすぎて飛び跳ねました 笑 これから長期休みに入るので、更新頻度増やしますね∩(・ω・)∩ (2021年7月22日 0時) (レス) id: f10a80d4d2 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - とてもワクワクしながら読んでました！続きが気になります！無理しない程度に頑張ってください！！！楽しみに待ってます！ (2021年7月18日 20時) (レス) id: 8ad0ee779a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝羅 | 作成日時：2021年5月26日 23時
