ねえ、こんな話知ってる？【ドラゴンボール】

ただの嫉妬です【フリーザ】ワルねこ様リクエスト ページ12

『あー、確かにね〜』

ジュースを飲みながら私の部下と話す彼女。その横顔はとても楽しそうで

隣に私が居るのに。何故私を見てくれない？何故あんな奴らと楽しそうに話す？

彼女も彼女で私の部下だが、いつも気軽に接してくれる。だがやはり同期と話す方が少しは楽なのだろうか…

そう考えていると手に持っていたグラスが、パリンｯと割れる。その音に彼女と他の部下たちが驚く

『ふ、フリーザ…様？』

「だ、大丈夫ですか…？」

「あ、あぁ…少し取り乱してしまいました。何ともありません……。…あと、Aさん」

『は、はい』

「少し、いいでしょうか？」

彼女の腕を掴み、私の部屋へと連れていく

「ぅえ？あ、は、はい…？」

私たちの後ろ姿を見る部下たちの目は気にもしなかった






『…私何かしましたでしょうか……？』

「えぇ…まあ」

『す、すみません…』

少し声を震えながら謝る彼女

不意をつくように、彼女の頬にキスを落とす。すると反応は思った通り、耳まで赤くしていて驚いた表情で私を見ている

「良いのですよ…。少し嫉妬してしまっただけです。
…でも少しくらいは、私とも話してくださいね？」

『は、はい……』

両手で顔を抑える彼女を見て、可愛いと改めて感じた

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