検索窓
今日:22 hit、昨日:11 hit、合計:11,964 hit

8話 ページ10

Noside




ギィイ



古びた扉が開くような音がする



それと同時に見える光景は、紬を唖然とさせる





「………(縫いぐるみに囲まれてる男…)」





珍しい光景に、紬は目を奪われる







夜蛾「悟、6分遅れだ」




五条「別にいいでしょう6分ぐらい

どうせ縫いぐるみ作ってたんだから」




「……」





呆れる紬は、夜蛾の目の前へと立つ





夜蛾「悟が言っていた子か」


「(子供では無いんだがな)」




そう思う紬

そして話は進んでいく




夜蛾「早速だが…

君は何しに来た」



「特に何も…」



夜蛾「何…?」



「別に此処に入らなくとも過ごせるしな」



夜蛾「では、何故ここに来た]





紬は、ここに居る理由は特に無い

ただここに居ろと言われたからここに居るだけだ


だが、強いて言うなら紬には一つだけあった






「強いて言うなら…そうだな





母が我にかけた呪いを解くため…だな」





紬は話を続ける





「この呪いを解くことを出来るかは分からんが

自身にかかった呪いだ、解きたいと思わない奴は居ないと思うがな」




簡単に説明を済ませた紬

そんな紬の言葉を聞いた夜蛾は静かに言う





夜蛾「悟、この子に諸ヶの警備(セキュリティ)の説明もな


合格だ、ようこそ呪術高専へ」




紬は差し出された手を取り、夜蛾と握手をした




「こちらこそありがとう」




数秒握手をした後、五条と紬の二人は学長室出て

少し散歩をしていた




五条「まさか紬が神様に創られた人形だなんてね」



「神を否定するなよ

神を否定した時、君は我の存在を否定したと同然だ」



五条「クックックそうだね

気をつけなきゃ」

9話→←7話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
120人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つきみのまる | 作成日時:2024年1月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。