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1話 ページ3

Noside


海のように青い空


海のように深く底がしれない空の中に一人の少女らしき姿があった


その少女は、小さく縮こまって


ゆっくりと息をしていた





そんな静かな空間に



ギィィイ



古びた扉が開かれた音がする



その音と同時に少女の顔に光が差し込む




ガチャン




??「君が………」



その声はとても少女に興味のある声だった



その者が、少女に触れ

抱きかかえた時…




深く青い空は、屋敷の一部屋へと変わった




??「(生得領域が閉じた…?)」




生得領域と呼べる空間では無かった場所



ならばあの空間は何だったのか……





この少女の封印が解かれた今…


それを知るものはこの世界に誰もいない




少女は相変わらず寝ていた



??「持って帰って…硝子にこの子を見せないとなぁ」



そう言いながら出口へと足を向ける男



??「何でこんな所に女の子が一人で居たのやら…それに……」



この男は、あの空間について知りたいようだった


自身の好奇心を抑えながら…何処かへと行く男



??「ん〜飛んでも大丈夫だよね」


そう言った男は

既にその場に居なかった……
______________________________________
〜作者〜
1話短くてすいません
キリが良かったもので…2話目からは長く書きます

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作者名:つきみのまる | 作成日時:2024年1月4日 21時

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