12話 ページ14
夢主side
我の術式…?の話になり
つい口にしてしまった言葉、"元素力"
はぁ…言わないように注意されていたのだがな…
異世界から来た我が、この世界の情報ではない情報を話してはならない
何故ならば、この世界…そして我が元居た世界にも情報量のキャパというものがある
そのキャパを超えると世界の在り方が変わる
つまり壊れる
その為、自身が異世界に行った場合
もしくは、自身の世界に異世界の者が来た場合
外の世界を話してはならない
世界を壊したくはないからな
「君達の呪力というものを元素に変えているだけだ」
"元素力"一つの単語を言うだけならいいが
その単語を詳細に話すとまた違う話になる
だがら、異世界の単語を一つ言った時
詳細を誤魔化し嘘をつかなければならない
真希「紬が言いたい事は…
私らが持ってる呪力を紬が持ってる元素力?に変えて術式を使ってるから悟には見えない…と?」
「五条が何故私の術式が見えないのかは知らんが、
大体あってる」
五条「ねぇねぇ紬
それって僕たちにも出来る…?」
「さぁ?どうだか」
今は、いや…君たちが死ぬまでこれは知らなくていい事
「努力すればできるんじゃないか…?」
嘘が最後まで隠し通せるか分からないが、今は頑張るしかないな
五条「じゃあ任務が終わったらやり方教えてね」
「覚えてたらな」
あまり教える気は無いのだが…
五条「ほらほら、ちゃちゃっと初任務終わらせに行くよ!!」
「五条が祓うんじゃないぞ」
初任務で他人に祓われるのは不愉快だからな
五条「紬の初任務を取るわけ無いでしょ!?」
「さぁな、五条ならやりかねん」
五条「僕をなんだと思ってるの」
「自分で考えろ」
我が教えるわけ無いだろ
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〜作者〜
トップページに書き忘れてましたが、この作品はトリップ作品です
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作者名：つきみのまる | 作成日時：2024年1月4日 21時
