一目惚れ。 nkm side. ページ5
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電車に乗って、またいつも通りの場所に立つ。
そして適当にスマホをいじって、あいつらが乗って来るのを待つ。
それがいつも通り...
「っも、やだ...」
だったけど。
その声が聞こえて、少し周りを見てみる。
．．．あの子だ。
口元を押さえて下を向いているあの子。
『――・・・』
周りの人たちは聞こえていなかったのか、無視をしているのか。
どちらかはわからないけど、彼女に声をかける人はいない。
やがて鼻をすするような声が小さく聞こえてきて、気づいたら俺はその人の前に立っていた。
『...大丈夫ですか？』
その子がゆっくりと顔をあげた。
『っ...』
っやば、なにこれ、
顔を上げたその子と目が合って、心臓が五月蠅いくらいに騒ぎ出す。
若干潤んでいる大きな瞳に、綺麗に通った鼻筋。
うすく色づいている唇。
―――可愛い。
って、何考えてんだよ俺。気分悪そうな人に...。
うわ〜なんか俺変態みたいじゃん...
「っ、えっと、」
っわー−声もかわいいとか、
、っだからあほか俺は。
『あ、ごめんね、気分悪そうに見えたから...その...大丈夫？』
「あの...そんなに...だいじょばないかも、です...」
ですよね。だから声かけたんだし。
...にしても顔色が悪すぎる気がするけど。
『ですよね...すみません、この後時間ありますか』
「っへ？」
『次で一緒に降りませんか？』
「え、あの、」
その子の答えを聞く前に手首を掴み、そのあと停まった駅で降りる。
......大丈夫だったのか？これは。
プシューと音を立てて電車のドアが閉まったのを見て思う。
俺はサボればいいけど、この子に用事とかあったらやばいよな…。
『...すみません、答えも聞かずに勝手なことして...時間とかやばくないですか？』
ハンカチを渡して、しばらく二人で無言で椅子に座っていたけど、やっぱり一番心配していることを聞いてみる。
「いえ、全然大丈夫です。あの、本当にありがとうございました。その、ハンカチも。」
『あぁ〜...よかった...これで怒られたらどーしよーとか思ってて、』
いい子でよかった…。
「...お名前は...？」
『確かに言ってなかったね、俺はなかむ。白尾高1年。』
なかむ...？と不思議そうに呟き、首をかしげるその子の動作にいちいちドキドキしてしまう俺は、結構重症なのかも。
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つきりと - エルさん» もう本当にありがとうございます...応援してくださって、お話を見てくださってありがとうございます！！全力で泣いたため今顔面がエグですが()なんか大丈夫そうです！⌒(ё)⌒ (2022年3月30日 13時) (
レス) @page18 id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - avisさん» 本当に遅くなってしまいすみませんでした...！！リクエストありがとうございました！！！なかなかに変になってしまい(？)ましたが、リクエストありがたかったです！遅れることも多いとは思いますが、よかったらまたお願いします...！ (2022年3月30日 13時) (レス) id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
エル - 全てめんどくさくなることって良くありますよね…それに泣いたとしてもそれは逃げじゃないと思うので、泣くの頑張ってください！(？)いつも応援してます。長文失礼しました！ (2022年3月30日 11時) (レス) @page18 id: 2b1870f5f5 (このIDを非表示/違反報告)
avis - 見つけました！あのお嬢様と不良の作品に短編のリクエストをした者です。どんなに遅くても構いませんので、頑張ってください。 (2022年3月28日 7時) (レス) @page16 id: 94c750415c (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - 如月さん» いや如月さんは女神ですね。()題名ほんとにありがとうございました！！ (2022年2月4日 21時) (レス) id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
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