続き。 ページ4
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ずっとほっぺをむにむにといじって遊んでいたなかむだったけど、私がぎゅっと目を閉じているのを見て、ぱっと手を離す。
「ごめん、やだった？」
ブンブンと首を振る。もちろん横に。
ただ真っ赤になっているであろう顔を隠すために思いっきり下は向いているけど。
『や、あの、慣れてないだけでして...全っ然嫌じゃないです！』
何言ってるんだ私は。
いやもう言っちゃったからしゃあないけど。
「ん〜...敬語なし！！」
『はい？』
「タメなんだし敬語外して。」
『は、うん。わかりま...った。』
「っふ、緊張しすぎ」
あぁもう恥ずかしい...。
でも、それ以上に幸せ。
「あー、____。」
『うん？』
あれ、今何か言わなかったかな？
よく聞こえなかったんだけど...？
「何でもない。連絡先交換しよ。」
『いいの？』
「うん、むしろお願い」
そう言われてしまうと断れないじゃないか。
断る気ないけど。
気分悪くなっててよかったかもしれない、不謹慎だけど。
きっと一目惚れだったんだ。
気づいたらなかむの優しさも、声も、全部が大好きになってた。
それが確か、最初の出会いだった。
＊＊＊＊＊＊＊＊
なかむの方を見ながら、初めて会ったときのことを思い出す。
あれ以来、たま〜〜〜に自分から連絡をしたり、大体なかむからの連絡を待っていたり。
なかむは電車の中でも話しかけてくれることがたまにあるけど、少ししたら乗ってくる友達と話すため、私に話しかけてくることは少ない。
自分で行動しろってことかな──...
なんて考えたとき、あ、と思った。
なかむが顔を上げる。
やけにその動作がゆっくりに見えて、思わず見入ってしまう。
なかむの瞳が私をとらえた。
恥ずかしいのに、顔を、視線を逸らせなかった。
──その時、
ふっ、とこちらを見て微笑んだ。
そして、口パクで何かを伝えようとしてくる。
なんだろう、としっかり読み取るために、口元をしっかり見る。
言い終わったあと、私の反応を見て、満足気にまた笑う。
その動作に、どうしようもないくらい心臓がうるさく騒ぎだす。
なかむがまたスマホに目をやったのを見て、私はまた口元に手をやって、顔を下に向ける。
───狡いよ、なかむ。
か わ い い 。
とか。
勘違いしちゃうよ？
期待しちゃってもいいの？
教えてよ、なかむ。
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つきりと - エルさん» もう本当にありがとうございます...応援してくださって、お話を見てくださってありがとうございます！！全力で泣いたため今顔面がエグですが()なんか大丈夫そうです！⌒(ё)⌒ (2022年3月30日 13時) (
レス) @page18 id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - avisさん» 本当に遅くなってしまいすみませんでした...！！リクエストありがとうございました！！！なかなかに変になってしまい(？)ましたが、リクエストありがたかったです！遅れることも多いとは思いますが、よかったらまたお願いします...！ (2022年3月30日 13時) (レス) id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
エル - 全てめんどくさくなることって良くありますよね…それに泣いたとしてもそれは逃げじゃないと思うので、泣くの頑張ってください！(？)いつも応援してます。長文失礼しました！ (2022年3月30日 11時) (レス) @page18 id: 2b1870f5f5 (このIDを非表示/違反報告)
avis - 見つけました！あのお嬢様と不良の作品に短編のリクエストをした者です。どんなに遅くても構いませんので、頑張ってください。 (2022年3月28日 7時) (レス) @page16 id: 94c750415c (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - 如月さん» いや如月さんは女神ですね。()題名ほんとにありがとうございました！！ (2022年2月4日 21時) (レス) id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
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