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肆拾弐 ページ44

次の日、ドンッッ!、と音がして杏寿郎さんが帰って来た。





直ぐに私の部屋にやって来て

「Aっ!

大丈夫だったか!?」

と、片膝をついて心配そうに私の顔を覗き込む。



私はキュッと、抱きついて

「…無限列車の鬼を狩るように言われましたか?」

と尋ねた。



杏寿郎さんはピクッとして

「…うむ!

短期間に40人以上の人が行方不明となっているらしい!

派遣した隊士も帰らないそうだ!


だから、柱である俺が行く事になった!」

と教えてくれた。



「…お一人でですか?」

と聞くと

「いや、今回は冨岡との合同任務だ!」

との事だった。




ーーー良かった。

以前と違う…




きっと大丈夫だと、自分に言い聞かせながら杏寿郎さんに伝えた。


「ーーー無限列車では、炭治郎君達と合流します。

…その後、鬼が攻撃を仕掛けて来るでしょう。


その鬼は、下弦の壱です。


血鬼術で皆を眠らせて、そのすきに精神の核を壊そうとするんです。

車掌さんに切符を切られると眠りに落ちてしまい、抵抗出来なくなってしまいます。


…そちらはきっと大丈夫だと思いますが、十分に気を付けて下さいね。」


「…うむ!」


「でも…

下弦の壱を倒した後…


その後に、上弦の参がやって来るんです…」

肆拾参→←肆拾壱



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱   
作品ジャンル:ファンタジー
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(プロフ) - honey milkさん» あとは文字数制限ギリギリのお話があるので、色々追加出来ないと言うのもあります。沢山のご指摘、質問ありがとうございました。何せこのお話は最初の作品で勢いで書いた所が多いので、至らぬ点が多々あるかと思いますが温かく見て貰えると嬉しいです☺️ (2021年11月6日 1時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - honey milkさん» 壱拾肆:(照)→夢主が現れた時に何も持ってない「裸」だった事を思い出して恥ずかしがってると言う事です。 ☆*:以前コメントで、「〜side」を付けてほしいとあったのですが、私が台本書きはしっくり来ないのでタイトルにつけました。 (2021年11月6日 1時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - honey milkさん» 章名について:呼吸の数字か旧漢字だったので、それに揃えてます。書き始めた頃、こんなに長くなる予定ではなかったので…本編分に関しては一応完結してるので、章名は変更する事を今は考えてません。 (2021年11月6日 1時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - honey milkさん» 壱、肆、拾:脱字、変換ミス、誤字です。訂正しました。 壱拾弐:「取り付く島(漢字にしますね)もない」で正しいです。言った事を聞き入れてもらえない、みたいなニュアンスです。 (2021年11月6日 1時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - honey milkさん» honey milk様、沢山のコメントありがとうございます(*´ `)細かい所まで見て下さっててとても嬉しいです。指摘も章名があるので分かりやすくて助かりました! ご指摘について、以下回答です。 (2021年11月6日 1時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年10月28日 10時

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