本当の顔 (ページ37)

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亮side

ホンマに章ちゃんは何を考えてるのか、いつも丸とのこと聞いてくる

安｢でも何かあったんやろ？｣

亮｢何で？｣

安｢横山くんからの呼び出しなんてなかなかないやんかー｣

亮｢あぁー仕事の話しただけやで？｣

俺は何となくまだ丸とのことは話さん方がええような気がして誤魔化す

安｢えぇー何の仕事？｣

亮｢それはまだ秘密～ほら、章ちゃん！次の撮影の準備せなあかんで｣

章ちゃんはブーッと頬を膨らませながら仕事に取りかかる

亮｢そんな顔せんのー｣

安｢りょーのアホー｣

亮｢はいはい｣

章ちゃんは何だかんだ言いながら仕事をこなしていく

亮｢お疲れ様～｣

丸｢お疲れ様。急にごめんなー。近くで仕事やったから、何となく亮ちゃんと飲みたくなって｣

亮｢仕事もキリがついてたし、全然ええよ｣

丸｢ほな、かんぱーい｣

２人でのんびり飲んで食べて、あの日以来何となく昔からの友達って感覚があって、不思議やな

丸｢亮ちゃん？｣

亮｢ん？｣

丸｢ボーッとしてどうしたん？｣

亮｢いや、何となくな、今の丸との関係が昔からの友達みたいやなーって｣

丸｢フフッ、確かに～俺もそう思う｣

亮｢それならよかったわ～｣