本当の顔 (ページ33)

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亮side

こんな風に芸能人と……ってきっと周りは思うんやろうな。確かにイメージはそう。俺やって最初はそう思ってたから。

でもホンマにあの時の丸の顔が頭から離れなくて、それがホンマの丸なんちゃうかな？って思ってるから。そんでやっぱりそれは間違いじゃなかったって

今の姿見たらそう思う

亮｢丸は、ホンマに大変な仕事頑張ってるな…｣

丸｢好きでしてるから、案外慣れるもんやで～亮ちゃんこそ、いつも細かいところまで気配りしてくれて助かってるで？｣

亮｢俺なんて大したことしてへんよ……丸はきっと色々大変やなって｣

丸｢うーん。まぁ確かにな……｣

丸は少し考えるような顔をしてから、俺の方を見る

亮｢ん？｣

丸｢亮ちゃんにやから話すんやけど……たまに自分が分からんくなんねん｣

亮｢うん｣

丸｢テレビの自分とホンマの自分はちゃうことが多いし、でもイメージはテレビの俺やからそのままがいいのかなって思うと時々あれ？ってなることがあってさ｣

丸の話しは俺には想像できない世界やって思ったけど、ホンマの姿を見せてくれるなら俺は出来ることは力になりたい。そう思わせるから不思議やな

亮｢俺はホンマの丸の姿が知りたいって思ってる…｣