本当の顔 (ページ29)

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亮side

いきなり横山くんに呼び出されるか何かと思って部屋の中に入ると

横｢いきなり呼び出してすまんな｣

亮｢それは大丈夫ですけど｣

横｢雛のことは気にせんといつも通りでええよ｣

気にするなと言われても気になるし、一応社長やからそれなりの態度で話した方がええかなって思うやん？

雛｢錦戸くんにお願いがあってな｣

亮｢僕にですか？｣

雛｢最近うちの丸と仲良くしてくれてるやろ？｣

亮｢仲良くと言うのか……｣

仲がいいとまでは言えない気がしてどうしようかと思っていると

雛｢時々大倉と話してることがあって、何となくな前よりより柔らかくなった気がしてて。まぁあんまりタレントのこと話すのもあれなんやけど……｣

そう言って村上さんは丸山さんのことを話してくれて、とてもしんぱいしている様子が伝わってきた。俺なんかが何か出来るわけじゃない。そう思っていたけど

亮｢分かりました。僕でよければ……｣

雛｢ホンマにありがう。大変なことをお願いしてるのは重々承知やから、無理やと思ったらいつでも断ってくれてええから｣

横｢どっくんも人見知りやし無理せんようにな｣

亮｢横山くんほどじゃないから大丈夫｣

雛｢ハハー確かにヨコの人見知りはヤバイからな｣

横｢ひ、雛まで！｣

ホンマにこの２人仲ええなーって思いながら部屋を後にする