本当の顔 (ページ12)

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亮side

章ちゃんの相手がまさか大倉さんやなんて思いもしてへんかったからかなり驚いたけど、大倉さんはすごく真剣に章ちゃんのことを好きやって言うてくれてるんが伝わってくる

亮｢章ちゃん？｣

安｢ぅん………正直…ホンマに俺でいいのかなって思ってる。男やし年上やし、特別なもの何もないから…｣

大｢そんなことない！安田さんはいてくれるだけで、俺の心を温めてくれる。側で笑ってくれてたらそれだけで幸せやから……いや、俺がずっと笑顔にさせるから…側にいてください…｣

まるでプロポーズのような言葉やと思っていると

丸｢たちょの気持ちに嘘はない。これは俺が保証します。昔から知ってるけどこんな姿初めて見るから｣

眉を下げて必死に章ちゃんにお願いする姿はまるで大型犬や

安｢ホンマに俺のこと好きで……ずっと笑わせてくれる？｣

大｢もちろん！｣

安｢それじゃあ…お願いします…｣

大｢ホンマに…ホンマに付き合ってくれる？｣

安｢ぅん…｣

大｢ヨッシャー！｣

子どものように喜ぶ姿に思わずみんなが笑い出す

大｢もぉー笑わんといてやー。俺にとってはすごい勇気のいることやったんやから｣

丸｢たちょ、よかったな｣

大｢丸ちゃん…｣

亮｢章ちゃんのことお願いします｣

大｢あっ、こちらこそよろしくお願いします｣