Destiny～Another story～ (ページ21)

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安side

大倉の車に乗り夕食を食べて
家まで送ってもらう

安｢今日はありがとう。充実した休みやった｣

大｢ヤスが喜んでくれたなら良かった。俺はヤスと一緒に過ごせただけで幸せや～｣

大倉は相変わらず恥ずかしいことをさらっと言うんやな

安｢それじゃ俺行くな｣

車を降りようとすると

大｢ヤス、好きやで｣

安｢！！｣

大倉は満面の笑みで言う
それが何だか愛おしくて

安｢俺も…たぁくんのこと好き……｣

そう言ってほっぺにキスをする

大｢！！｣

大倉は驚いた顔でこちらを見る

俺はいたずらっ子のように微笑む

大｢ヤス…今のは反則や…離したくなくなるやんかー｣

安｢またすぐに仕事で会えるやん？ほなおやすみ～｣

俺は車を降りて大倉に手を振る
大倉は名残惜しそうやったけど帰っていった

明日は亮と同じ仕事やったなー
と考えながら家の中へ入り
お風呂に入って寝る準備をする

ベッドに潜って寝ようかな～って思ってたら
電話が鳴る

見ると大倉の文字
さっきまで一緒やったのにどうしたんやろ？

安『もしもし、どうしたん？』

大『さっきおやすみって言えへんかったから、ヤスおやすみ』

安『それだけで電話くれたん？』

大『さっきまで一緒やったのにあかんかった？』

安『ううん、ありがとう。たぁくんおやすみ』

俺は幸せな気持ちで眠りについた