Destiny～Another story～ (ページ16)

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大倉side

ヤスの気持ちがわかって良かった
少しずつでも恥ずかしさを無くせたらと
素直に甘えられるようになってくれたら
そしたらええなって思ったから
１つお願いをした
最初は驚いていたけど
ナイスアイディアやろ？
と言うよりも俺がヤスに呼んでほしかっただけやねんけどな～
いやーやってめっちゃ可愛いない？
はよ呼ばれたいわ～

大｢ヤス、呼んでくれへんの？｣

安｢えっ？｣

大｢呼んでほしいな～｣

ヤスは恥ずかしそうに俯きながら

安｢たぁくん？｣

大｢あぁーーーー可愛すぎるー！！｣

安｢大倉…うるさい……｣

大｢大倉ちゃうーたぁくんって呼ばんかったらヤスからキスしてもらうことにしよ～｣

安｢はぁっ？何言ってるん？！｣

大｢やって～そうでもしんとまた大倉に戻ってまうやんかー｣

安｢だからってそんなん……｣

大｢ヤス？２人の時はたぁくんやで｣

俺は満面の笑みで言う

安｢うっ………頑張る……｣

何だかんだでヤスは押しに弱い
無理はさせたくないけど
やっぱり彼氏としては
甘えてもらいたいし
自然体でいられる時間も大事やん？
俺ばっかりヤスに甘えてるからな～
ヤスに甘えてもらえる日が来るまで
ゆっくり頑張ろう～

大｢ヤス？好きやで｣