僕はキミが好き１４

夢で 安亮 ページ1

ノンリアル


亮side



ん……やだ……行かないで…
待って！やだやだ！
何で俺だけ置いていくの…………待って……
しょぉちゃん！！




安｢……ょ…り……ょお…亮！｣

亮｢わぁぁ？！｣

安｢亮、どうしたん？大丈夫？｣

亮｢え……あっ…夢か……｣

安｢夢？｣

亮｢ぅん……章ちゃんが俺を置いていなくなる……嫌な夢みた……｣







幼馴染みで小さい頃からずっと一緒
高校も大学も同じ。部署は違うけど会社も同じ。
ずっと一緒にいるのに、突然いなくなる夢を小さい頃から、何度か見たことがある
俺じゃない誰かの元へ行ってしまう夢



安｢亮、汗もめっちゃかいてるやん。お風呂入ろか｣



章ちゃんに連れられるまま風呂場へ向かい、服を脱ごうとしたら章ちゃんも一緒に脱いでいて


亮｢えっ？章ちゃんもはいるん？｣

安｢あかん？｣




そんなキュルンとした目で見られたら、恥ずかしいけどあかんとは言われへんくって


亮｢ええよ…｣



小さな声で返事をする



安｢亮の頭洗ってあげるな｣



章ちゃんに洗ってもらって身体は自分でキレイにして、湯船に浸かると章ちゃんもあとから入ってきた




安｢亮、もう嫌な思いしてない？｣

亮｢ぅん…大丈夫…｣

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