僕はキミが好き１３

４ ページ21

安side


安｢たぁくん！いやや！行かんといて…消えたらあかん…俺まだ言いたいことあるのに…｣

大｢ごめんな…ヤスなら大丈夫やから…｣

安｢やぁ！俺はずっと…｣



唇に微かな熱を感じたと思ったらもうたぁくんの姿はなかった



安｢わぁぁぁ………たぁくん…いやや…｣




俺は涙が枯れるまで泣き続けて、翌朝目が覚めると目は腫れて頭が痛い……


安｢たぁくん…｣



部屋の中を見渡してもどこにもいない

安｢何で……｣




机の上には1枚の写真
2人で笑顔で写ってる


俺めっちゃ幸せそうに笑ってるやん
裏を見ればメッセージが書いてあった



“この笑顔が世界中で1番いい笑顔やから、いっぱい笑ってな”




安｢うぅっ……たぁくん……｣





あれから何年経ったやろう
正直まだたぁくんのことは忘れられないし、きっと一生忘れない



けど、周りの仲間に支えられて俺も笑顔でいることが増えてきた



たぁくんが言ってた恋をして…はまだまだ先になりそうやけど、少しずつ前に進んでるで……



俺は空に向かって大きく両手を広げた


“たぁくん、見えてる？”


亮｢章ちゃん、置いてくでー｣

安｢わぁー待ってー｣



fin





はい。突然の死ネタですいません。
どうしても、とある曲を聞いたら書きたくなってしまいまして…題名はその方の曲名を拝借いたしましたm(_ _)m
気付いた方もいらっしゃるかもですがー、内容関係ないやないかーい！と思わず読んでいただけてたら幸いですm(_ _)m

嫉妬からの… 丸亮→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す