僕はキミが好き (ページ48)

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安side

大倉のとなりで歌詞の続きを書く

大倉は静かに俺の隣にいてくれる
そのうち小さな寝息が聞こえ始める
横を見ると大倉がソファーに座ったまま
眠りに落ちていた

俺は起こさないように
そっとブランケットを掛ける

そんな可愛らしい大倉の顔を
眺めているとフワッと
歌詞が浮かんできた

♪♪～
いつまでも君のとなりで
その寝顔を見ていたい
どんな君も僕は愛しているから
恥ずかしがって
見せてくれなかった寝顔も
今では少し見せてくれるよね
隣で静かな寝息をたてる君
そんな君のことが愛おしくて

安｢うんうん、わりとええ歌詞が出てきたなー｣

後は色んな物をまとめて
形にしていけばOKだな

大｢んっ～｣

大倉がモソモソと動き出した

安｢大倉起きたん？｣

大｢気付いたら寝てたみたいやな…ヤスブランケットありがとう｣

安｢いえいえ、可愛らしい大倉の寝顔が見れて、俺的には満足やで｣

大｢あんま恥ずかしいこと言わんといてやー｣

大倉少し照れている

安｢大倉の寝顔のおかげでいい歌詞が書けたなら感謝せなやな｣

俺は笑いながら言う

大｢歌詞書けたん？どんなんか聞きたいな？｣

安｢ライブまでのお楽しみやで｣

大｢えぇ～聞きたいのにな～｣