僕はキミが好き (ページ5)

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安田side

亮が突然聞いてくるから
最初は驚いたけど
素直に答える
亮は相づちをうちながら聞いている

安｢亮は丸のどこが好きなん？｣

亮｢えっ？俺？｣

安｢うん。僕には答えさせたんやから亮も答えてや～｣

亮は少し考えている

亮｢丸の好きなところか…どこやろ…｣

安｢あるやろ？｣

亮｢そりゃあるけど…何や口にするの恥ずかしいなって｣

安｢えぇー僕にも言わせたんやから絶対に言ってやー｣
僕は亮の顔を見る

亮｢ぅ…うん。丸の好きなところはな、どんな俺でも受け止めてくれんねん。あんまり上手に甘えたりとか出来へんからツンツンしてまうねんけど、それでもちゃんと受けとめて愛情をくれんねん｣

安｢うんうん。丸も優しいからな｣

亮｢悩んだりしてるときもそっと手を差し出してくれて包んでくれんねんなー。側におってくれるだけでホッとするときがあって、それが幸せやなって感じんねん｣

いつの間にか優しい笑顔で話し出す亮
そんな亮を見て思わず笑みがこぼれる

亮｢んっ？章ちゃんどうしたん？｣

安｢亮があまりにも幸せそうな顔で話すから、ええな～って思ってん｣