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精一杯の好きを貴方に ページ1
何色もの色が入り交じり、幻想的で思わず
見入っていた。そんな夕日をみていると
鬼という醜いものが
本当にいるのかと残酷な世界を忘れかけてしまう。
昔のことを思い出し、感傷に浸っていると
愛おしい彼の声が聞こえた。
「A！ただいま！」
そんな、たんぽぽのような明るい声を出し、
「俺今日頑張ったよぉぉぉぉ」
と顔を少し歪ませ少し微笑んだように彼は言った。
『善逸おかえりなさい。よく頑張ったね。大好き』
と少し寂しかった私は正直に伝えた
すると彼は照れたように
「ふふ。俺だって大好き。」
急にやめてよ。心臓に悪い……
と私に優しい口付けをした
嗚呼。愛おしい
続く
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作者名：生ハム | 作成日時：2019年10月5日 23時
