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カーテンの隙間から差し込む陽の光の気配で目を覚ます。
「…ん、」
目を開けると目の前には大きな背中。
「ふふ、」
この間黒く染めた髪が寝癖でぐしゃりとしなってる。
耳元にはまるピアス。
そっと手を伸ばして、髪に触れたあと
肩甲骨の辺りに触れてみる。
きめ細やかな肌…女の子みたい…(笑)
でも鍛えてるから筋肉はあって、オトコの背中。
それから首元にあるほくろ。
ふに、と優しく触れた瞬間─────
・
───バサッ…!!
大「朝から随分積極的やん。昨日のんじゃまだ足りひんかったん？(笑)」
くるりとこちらを向いて、触れていた左手を掴まれる。
「ｯ、!!///」
大「なに顔赤くなってんねん(笑)仕掛けたんそっちやで」
「ちがっ、そんなつもりじゃ、///」
大「悪い子ぉやなぁー。」
ついっと鼻をつままれる。
大「あは、ええ顔(笑)」
あまりにも楽しそうに笑うもんだから
仕返しにと大倉くんの鼻をつまむ
大「ちょっ！(笑)」
「大倉くん元々鼻高いからつまんだ所でブサイクにならないのズルい…つまんないっ(笑)」
大「あっはっは、Aちゃんは変な顔になるなぁ〜！」
「ひどい(笑)どーせ平々凡々の大量生産型の顔ですよ〜」
大「何それ(笑)」
ふふふと笑いあってコツン、とおでこを合わせる
大「…この前行けんかったドライブ、今から行こうや」
「え…」
大「休みやろ？」
「うん。…いいの？」
大「おん。2人で出掛けるん最近なかったし。とりあえずAちゃん家に寄って、支度してから出ようや。」
「うんっ」
そう言って大倉くんは身支度を始めた。
シーツにくるまったままその光景を見つめる。
とっても素敵な朝だと思った。
大「何してんねん、早う服着ぃや、襲うで」
「はぁい、(笑)」
すっぴんのまま昨日の服にぱぱっと腕を通して起き上がり、キッチンへと急ぐ。
粉のコーヒーをフィルターに入れて、お湯を沸かす。
少し注いで、蒸らして。
いい香りが部屋中を満たす。
大「気ぃ利くなぁ〜」
「やっぱりこれから始めないと(笑)」
幸せな朝は、ちょっといいことで始めたくなるでしょう？
大「ありがとー……おわ、うまっ。」
ふぅふぅとマグカップに息を吹きかける姿が
なんとも愛らしかった
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霞(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» コメントありがとうございます！ 由美ちゃんにそんなに想ってくれるなんて嬉しいです。きっと伝わっていると思います。ゆっくりかもしれませんが応援してくださると嬉しいです。 (2018年12月4日 23時) (
レス) id: d6c2b255b7 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 由美ちゃん、めっちゃ健気で泣きそうになりました！こんなに健気なのになんで報われないんだろう、由美ちゃんには絶対幸せになって欲しいな、って実在の人じゃないのに思っちゃいました笑笑 更新楽しみにして待ってます！これからも頑張ってください (2018年11月30日 22時) (レス) id: eade38522d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作成日時：2018年9月20日 14時
