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渋｢ぶっ！！ヤスお前っ…！！(笑)｣
安｢…？え、なに？｣
丸｢あははっ！！章ちゃんやってくれたなぁ〜！｣
村｢…アホすぎるやろ。なんちゅう顔してんねん｣
安｢え？何なん？なに？僕なんかしたん？｣
横｢…顔。ドーランまばらすぎんで、お前｣
安｢うそぉ！！｣
ゲラゲラと笑う声がスタジオに響く
大｢さすがやな、お前(笑)｣
大倉さんは転げ回ってる
大きな体をジタバタさせて笑ってるの
可愛い(笑)
一際高い笑い声が
フィルターを通したように切り取られて耳に届いて
大倉さんの声だけが聞こえてくる
“大倉のこと話すとき幸せそうな顔すんねんなぁ”
にやっと笑った
錦戸さんの笑顔をふと思い出して
また1人赤くなる
安｢え、ちょ、誰か鏡ないですかぁ？｣
焦ってぱたぱたと動き回る安田さんもなんだか可愛らしい
渋｢お前自分でやったん？｣
安｢おん。今日は一人でやってんけど…｣
錦｢そこは器用ちゃうねんな！(笑)｣
安｢はぁ〜…あかんかったなぁ〜(笑)｣
渋｢あかん。もぉ〜…腹痛い(笑)｣
鏡もないし
安田さん一人で直すのも大変だろうな
｢安田さん、｣
安｢…っ、！？///｣
小柄な安田さんの顔に手を伸ばして
綺麗に整えてあげる
小柄だとはいえそれでも私には少し高いから
私に合わせるように安田さんは少し屈んでくれて。
｢…はぃ、できました(笑)｣
安｢…ありがとぉっ、Aちゃん！｣
えへへって微笑む
わたがしみたい
ふわふわして
甘い
｢…っ、いぇ///｣
安田さんからは大倉さんとは違う甘い香りがふわりと香った
渋｢・・・まじか、｣
村｢やったな、これは(笑)｣
横｢〜〜〜ｯ、///｣
丸｢裕ちんが赤なってどないすんねん(笑)｣
大｢・・・｣
錦｢あーあ(笑)
新田さんってそ〜いう感じ？｣
｢へ？｣
錦戸さんはあの時みたいににやっと微笑むと近づいてきて
錦｢…見かけによらず悪い子ちゃんやな(笑)｣
｢〜〜〜ｯ、///｣
低い声で
耳元で囁く
くらり
頭ん中がおかしくなりそう
大｢…始めようや｣
後ろから大倉さんの更に低い声が聞こえて
錦｢…22:00に玄関おって｣
＿＿＿会いにいくから
そう言うとさっと撮影に戻ってく
｢…な、んでｯ///｣
家が隣ってだけでも緊張してるのに
会いにこられたら
たまったもんじゃない
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作者名：霞 | 作成日時：2015年7月27日 17時
