渡辺クリニック2 ページ13
渡辺side
『あの、城岩さん』
「?!」
店内で商品を見てる城岩さんに声をかけると、
俺の顔を見て目を見開いた。
「もしかして、渡辺さん?」
『そうです。急にすみません。
あの、これ良かったらどうぞ。美容液です』
「えっ、なんで…」
『売り切れさせたの俺なんです。予備で2つ買ってたので、1つ貰ってください。』
「えぇ、、お気持ちは嬉しいですけど、申し訳ないです」
『この美容液、クリニックのスタッフさんから勧めてもらったので凄くいいみたいなんです。だから城岩さんもぜひ使ってください』
で、使ったあとの使用感とか話したいです!とちょっと押してみた。
「ほんとに、いいんですか?」
『はい!ぜひ、貰ってください』
「ありがとうございます!
渡辺さんこの後時間ありますか?」
城岩さんに誘われて、めっちゃオシャレな個室のカフェみたいなところに来た。
席についてすぐ、美容液代を渡してこようとしてきたから断った。元々貰うつもりもなかったし。むしろ俺がお金払うべきかもしれない…城岩さんとたまたま会って、そのあとカフェに来れるなんて思ってもなかった。夢なら覚めないで欲しい。
「美容液、スタッフさんに勧められたって言ってましたよね?実は私もなんです!」
『えっ?!クリニックの?もしかして担当の人一緒かもしれないですね』
「ねっ!高橋さんなんですけど」
『まじ…?俺も高橋さんです』
「わー!すごい!なんか渡辺さんとは色んなことが偶然同じってことが多くてびっくりします!」
『俺もです。こんなことないから運命かな?とか思っちゃいます』
言った瞬間、あ、やばいかも。運命とか言っちゃった…って後悔してると
「ここまで来ると思いますよね。こんなに偶然が重なることってないですもん。運命かも」
うわ〜〜〜〜〜〜〜!!!かわいい!!!!
やっぱり俺は目黒やふっかとは違って元々城岩さんとは運命だったんだろうな〜神様、まじでありがとう!!!
『あの、Aちゃんって呼んでもいいですか?俺のことは』
「しょっぴー?」
かわいい!!!!どこで知ったか知らないけど俺のあだ名を呼んで首をかしげるAちゃん!めっちゃかわいい、かわいいし、しょっぴーもいいけど
『翔太って呼んで欲しいです』
「翔太くん!でも、しょっぴーも可愛いからたまに呼んでもいいですか?」
『ぜひ!いっぱい呼んでください!』
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遙(プロフ) - はじめまして!いつも読ませていただいております!!win outのパスワードを、教えていただきたいのですがよろしいでしょうか?? (2021年11月23日 1時) (レス) id: a5bbc4915d (このIDを非表示/違反報告)
い(プロフ) - わざわざご丁寧にありがとうございます!楽しみにしてます! (2021年3月25日 21時) (レス) id: b3c5ad2382 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - りささん» ありがとうございます。続編は現在準備中ですのでもう少々お待ち下さい。お待たせして申し訳ありません(>_<) (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。続編は現在準備中ですのでもう少しお待ち下さい(><) (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - hirorororoさん» 嬉しいコメントありがとうございます。励みになります。続編は現在準備中ですのでもう少々お待ちください。 (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mayu | 作成日時:2021年2月25日 19時