Go to the top! 1 ページ37
白岩side
雑誌の撮影だった。
準備が終わり撮影場所まで移動したが、少し早かったようで待機になった。現にまだモデルさんが撮影中みたいで…
『えっ、あれもしかして』
拓「Aさん…」
まさかの城岩Aさんだった。早く準備終わって良かったー!Aさんの撮影見学できるじゃん!
拓実は顔を真っ赤にしてAさんの撮影を見てる。
ずーっと好きだったもんね、俺もだけど。
與「瑠姫、あのモデルさん」
『そう、城岩さん。まじでやばい。夢?』
與「現実だよ。良かったじゃん」
準備が終わった奨くんが俺の横に座る。
景瑚が来たらめんどくさいことになるから、早く撮影終わってほしいけど終わってほしくないな〜って複雑な気持ち。
拓実は相変わらず何も喋らないけどため息をついたり頭を抱えたり忙しそう。恋する乙女じゃん。
少し距離はあるけど撮影の様子は見える。
ニットのセットアップを着たAさん、当たり前だけどめちゃくちゃスタイルは良いし、言うまでもなく綺麗だ。
「ありがとうございました!お疲れ様です!」
撮影が終わったみたいだ。俺らはこの後撮影だし時間ないし…あー、話したかったなあなんて思ってるとAさんに話しかける人がいる…ん?めちゃくちゃ見覚えあるな…あれは
『豆!』
奨「城岩さんに可愛がって貰ってたよね」
奨くんの言うとおり、豆は朝の番組でAさんと一緒になってから、気に入られてものすごく可愛がられている。その証拠にAさんから貰う豆柴グッズがどんどん増えている。めちゃくちゃ羨ましい。いいなあ
拓「いいなぁ…」
何故かお祈りポーズで豆とAさんが喋っているのを見てる拓実。わかるよ。俺も今、めちゃくちゃ豆になりたい。
お喋りが終わったようでAさんと手を振り合ってからこっちに歩いてくる豆。何話したのか聞こうっと。
1138人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mayu | 作成日時:2021年2月21日 11時