ノースキャンダル！ (ページ14)

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俺たちの天使2 ページ14

向井side

新曲の宣伝のCMで、まあもちろんSixTONESやし北斗も映るわけで。

恐る恐る3人の方を振り向くと

渡「はあ…何で北斗なんだよ」

深「Aちゃんにほっぺにちゅーされて正気でいられる？！いいなあ北斗…ハア」

とボヤくしょっぴーとふっかさん。
めめは相変わらずボーッと上を見つめたまま。

舘「翔太は城岩さんの連絡先知ってるんでしょ？ご飯行けばいいじゃん」

渡「えっ城岩さんに？！俺が？！断られるかもしれないじゃん！無理！」

舘さんからごもっともなことを言われたけど、自信がないらしいしょっぴー。勿体ないなあ。俺がしょっぴーやったら、自信満々でグイグイ行くけどなあ

照「目黒はどうしたいわけ？城岩さんのファンっつーのは俺らも知ってるけど」

目「俺は自分の力で城岩さんと共演して、距離を縮めていきたいと思ってる」

照兄の問いかけにやっとめめが声を出した。めめ…初めて今日声聞いたわ…
それにしてもかっこいい心意気さすがめめきゅん！
俺はいつでもめめの味方やからな！応援するで！！

ラ「ふっかさんって文句は一丁前に言うけど、焦ったりしてないよね～なんか怪しい」

深「うええ？！俺？！いや、なんもねーよ！あるわけねーじゃん！」

最年少に責められる最年長。でも確かに…ふっかさんこそ「連絡先知りてー！」って叫んでしょっぴーにでも北斗にでも詰めよりそうなのに動きはない。

もしかして

『ふっかさん既に城岩さんの連絡先知ってるやろ？』

深「なんでそーなるんだよ！！！ちげーよ！！！」

いやこれは多分、知ってるわ。

それにしても

『城岩さん、罪やなあ…』

阿「まあ、綺麗だよね。」

『えっ？！阿部ちゃんも？！まさか』

阿「いや、俺は視聴者としての気持ちだよ。
あんな雲の上の人、俺には恐れ多いよ」

『そうやなあ…天使みたいやもんな…』

阿部ちゃんと話しながら、手の届かない雲の上のような、綺麗な城岩さんのことは俺から見ても「芸能人」やし絶対に好きになることはないと思ってた。

この時は。