ロクジュウナナ ページ27
○Aside
「火神……大丈夫だからな」
爆豪が走ってってから数十秒。
切島は、私に刺さった短刀を避けながら私を抱き締め頭を撫でている。
…………うん、何？この状況。全然わかんないんだけど？
てか……
『何で泣きそうなわけお前』
「っごめん…漢らしくねぇな……それに、泣きたいのはお前だよな、ごめんな……痛ぇよな……」
『え、いや、…え』
いやまぁ、ちょっと痛いけども……
さすがの私もこの切島に��早く死んで生き返ってアイツ殺しに行きたいから離せ��なんて言えないしな〜〜
え？言えないよ。失礼だな。そんくらいの常識(？)はあるよ私。
てかオールマイト来たっぽいし。多分。
あの人の前で人は殺せないわ。いつかあいつは殺すけど。
……いや待って、私生徒らの前で殺そうとした、っけ。
いやしたよな、え、やば……やらかした。
絶対怖かったよな……クラスメイトが殺人しかけるなんて。
うわぁ、トラウマになったりしてないかな……
まぁ過ぎたことだしどうにもなんないか。
今は切島だ。
……まじで、どうするのが正解？
ほんとどうしたのこいつ……
…………あ、
『切島、目の前で人が死ぬの初めて？』
「…は！？お前は死なねぇよバカヤロウ！！！」
『アッ、ゴメン』
地雷踏んじゃったわ。
ダメだ私。人と関わるの下手すぎるかもしれん。
『てか私らも行かない？もうすぐ終わりそうだし』
何かすごい声が増えた気がするし応援が来たんだろ。
「終わりそうって……つかどうやって行くんだよ！歩けねぇだろ火神！足！」
『うん、おんぶして』
「あぁそれなら任せ……ってダメだろっ！！！刺さる！！もっと刺さるその刀！！！」
あ、そうだった。確かに刺さる。別にいいけど。
『じゃあ抱っこ』
「いや抱っこも同じですけど！？てかその重傷で何でそんな元気なんだよ……」
『じゃあお姫様抱っこ』
「おひっ……あーわかった。すっげぇ気を付けてお姫様抱っこでゆっくりな」
『ふ、ありがとー！』
切島過保護すぎだろ。うける。
あ、てか敵帰るっぽいな。
…………アイツと組んでるってまじなのかな。勝手に仲間扱いしやがって。マジで殺す。絶対殺す。
「痛くねぇか？」
『あ、うん』
・
夢主ずっと五感行使してました。
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檸檬ノ紅茶(プロフ) - カド松さん» ええええそれは嬉しすぎますありがとうございます(＞＜)(＞＜)(＞＜) (2021年5月18日 16時) (
レス) id: 699ad23d18 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬ノ紅茶(プロフ) - 八守葵さん» ううう嬉しいです優しいお言葉ありがとうございます頑張ります(；；) (2021年5月18日 16時) (レス) id: 699ad23d18 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - ヒロアカ知らないけど、この感じがドストライクなのでヒロアカ見てきます (2021年5月18日 5時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
八守葵(プロフ) - 初コメ失礼します！このお話に好みをドストレートに貫かれました！！超大好きです！無理しない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (2021年5月18日 5時) (レス) id: e7d640d42f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬ノ紅茶 | 作成日時：2021年5月6日 21時
