ジュウナナ ページ19
○NOside
Aは相澤の質問に首を傾げた。
え、さっき爆豪にも聞いてたよね？１人ずつ聞いてんのか？私に聞かれても受けてないから困るんだけどな〜、＿と。
しかしそんなこと知る由もない相澤は、早く答えろ、と急かす。
『あー……受けたことない』
「……はぁ、何でだ」
『やー、んー……偶然？その時期に？怪我とか病気とか多くて的な？です』
Aはわざと受けていなかったことを言うべきではないことは分かっている。
だが、圧倒的に嘘をつくのが下手なのだ。
「はぁ…そうか……じゃあ爆豪"個性"を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい、早よ」
相澤は爆豪とAが一般入試で同率１位だった故に２人に聞いたが、Aに聞くことは合理性に欠けると判断し、もう聞かないと決めた。
ちなみにAは嘘が通じたと勘違いして呑気に満足そうな顔をしている。
「思いっ切りな」
「んじゃまぁ……死ねぇ！！！」
「((((…………死ね？))))」
『うはは！死ねって何！？誰に言ってんだよ！はは！！爆豪お前ほんと面白いなおい！！！』
物騒な言葉を吐き物凄い威力でボールを投げる爆豪に皆が唖然とする中Aは爆笑している。
空気を読むという行動はきっと経験がないだろう。
「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
そう言って相澤は"７０５．２ｍ"と書かれた機械を見せる。
皆面白そうだとか７０５ｍすげぇだとか騒ぐが、Aは爆豪にちょっかいをかけに行ってキレられている。
そういう所は五条に似てしまったのだろう。
「…………面白そう…か。ヒーローになるための三年間そんな腹づもりで過ごすつもりでいるのかい？」
相澤の言葉に皆は驚いて静まった。
「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう」
「｢｢｢｢はあああ！？｣｣｣｣」
「生徒の如何は先生の"自由" 。ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」
「最下位除籍って…！入学初日ですよ！？いや初日じゃなくても…理不尽すぎる！！」
皆それぞれが色々な気持ちを抱きながら相澤の雄英での三年間の話を聞く。
『(アイザワセンセー、前髪上げた方がかっこいーじゃん！何で切らないんだ？悟が目サングラスとかで覆ってんのと同じような理由でもあんのか？)』
……A以外。
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檸檬ノ紅茶(プロフ) - 夜更かしさん» えぇぇぇ本当ですかめちゃくちゃに嬉しいですありがとうございます(；；)更新早めに頑張ります！ (2021年5月6日 0時) (
レス) id: 7e03725dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜更かし - めちゃくちゃ面白いし読みやすいです！！キャラと夢主ちゃんの絡みも最高ですし、無理矢理他作のキャラを絡ませようとしていないし、そもそも夢主ちゃん自体が最高だし、とにかく最高です(語彙力と日本語力の喪失)!更新待ってます！ (2021年5月3日 11時) (レス) id: ff653b36bd (このIDを非表示/違反報告)
檸檬ノ紅茶(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます嬉しいです(；▽；)お互い頑張りましょう！！(^^) (2021年4月26日 0時) (レス) id: 7e03725dd0 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう！ *´▽`* (2021年4月25日 20時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
檸檬ノ紅茶(プロフ) - 鈴凛さん» 本当ですか！？少し口悪くし過ぎたかなって思ってたので嬉しいです！！！( ; ; )頑張りますありがとうございます！！！ (2021年4月25日 20時) (レス) id: 7e03725dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬ノ紅茶 | 作成日時：2021年4月22日 10時
