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私と玄武と朱雀と ページ3

拝啓天国の両親へ
私の日常が大変です。

「そ・・それよりも!顔!顔上げてください!」
やっと落ち着いた私は頭を上げてくれるように頼んだ。が。
「いえ。私たちはこのままで構いません。」
いや、こっちが構いますわ。
「どうしてもだめですか?」
「はい。」
どうなってんだこのひとたちは
「じゃあ、今だけお願いします。えっと・・・私の命令?って事で。ね?」
「我が君がおしゃるのであれば。」
と渋々だったが顔を上げてくれた。
おばさんが場の空気を読んでくれたので
やっと自己紹介に入ることができた。
お客さんは女の人と男の人でどちらも二十歳前後の若い男女だ。
見た目的に女性はチャイナ服を着ていて男性は着物だ。
寒くないのかな?
女の人は名前を玄武 瑠璃 (げんぶ るり)
男の人は名前を朱雀 凪 (すざく なぎ)
と言うらしい。
「あの、玄武と朱雀ってあの、東西南北の神様の・・・ですか?」
・・・あぁー我ながら何を聞いているんだか。
「その通りです。」
え!その通りなの?
「我らはその神様の生まれ変わりです。」
へー生まれ変わりなんだー

 
え゛?
「う・・生まれ変わりぃー!!!」
我ながら柄にもないテンションで言ってしまった。
「えっちょ、歌月ちゃん!?」
あーやっぱりおばさんも驚いてる。まあ当たり前だけど。
「そして我々の先祖の主が我が君のご先祖様でございます。」
え、ご先祖様が?
「我々は血の契約で結ばれております。」
なんか、長くなりそうだな。
「あのこれって長くなりますか?」
「はい。一時間ほどに」
「それってスキップとかは・・・」
「ムリです。」
やっぱし。

****一時間後*****
えーっと話をまとめると、
私の先祖は巫女さんでお祓いやで、邪獣と戦っていた。
そして玄武さんたちは巫女さんの式神だったと。
そしてその式神は何人もいてその中の数人が
人と結ばれいつしかその家系に数年のうちに
小確率で生まれ変わり組が産まれてくる。
それは私も同様で。
昔先祖が受けた呪いのせいで成人する前に死ぬ
それを阻止しそして邪獣と戦うのが私たちの役目であり
宿命であると。
一番問題なのがその呪いは解ける物なのに
解き方がこのウン千年間解らない事らしい

ご先祖さま何やってくれてんの・・・・

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作者名:夢兎 | 作成日時:2016年1月5日 16時

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