星降る夜のスターチス【虎】

24 松田side ページ25

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流石小悪魔だからかなんだか知らないけど、

しめは鋭い。









「まあ、あながちそれは間違ってはないの、かも」







七五三掛「それ、俺も聞いていいやつ？」








「しめは、なんか海斗からその…そういう系聞いてたりするの？」









七五三掛「やー恋バナとか殆どしないよ。
でも…どこか出掛けるたびに誰かにお土産買ってるし、「誰にかってんの？」って聞いたら「んー？地元の友達？」っていうからちょっと疑ってたんだよね」








「極め付け、前に石鹸と香水買うのに1時間くらいずっと悩んでて、しかもラッピングまでしてもらってたから。これはー黒だなって(笑)」





ってしめ。









そういえばAちゃんはよく、海斗からもらったお土産はなんでも美味しいんだと、嬉しそうに話していたのを思い出した。









てか、海斗が一人で女性ばっかりの店の中でずーっと色んな匂い嗅いでAちゃんへのお土産選んでたんだと思うと、


めちゃめちゃ健気で可愛いじゃん。









「しめ、今から言うことは心に秘めといてね」







七五三掛「うん」









おおまかな経緯を話し終わった後、





しめが俺に聞いた。









　


七五三掛「一応聞くけど、元太はどうしたいの？
ちゃか？まつく？それともまた別？」









「…わっかんなくなってきた」









みんな、何が幸せなんだろ。

俺がしてること、間違ってる？









自分のしていることに自信が持てなくなっていた俺に、しめは「俺も色々考えるから。元太一人じゃないよ」と言ってくれた。









「しめ…ありがとぉ、まじでありがとう」









　




しめが、久しぶりに歳上のしっかりしたお兄ちゃんに見えた。









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松倉海斗くん、誕生日おめでとうございます！(早い)







にゃんにゃん年の松倉くんとはお別れ、ちょっぴり寂しいですが、これからの松倉くんの活躍を本当に楽しみにしています(*´ `)




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